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求む、新たな火の玉ボーイ!! 岡田ジャパンがイエメン戦を、南アへの新戦力発掘の場とする狙いが明かされた。

 「今まで(A代表に)呼ばれていなかったり、呼ばれていても出場機会がなかったりした選手にもチャンスがある」

 日本協会の原博実・強化担当技術委員長が、メンバーの招集方針を明らかにした。アジア連盟(AFC)へ要請していたイエメン戦の1月下旬への日程変更は承認が下りず、正式に断念。一方で天皇杯が来年1月1日まで続く中、A代表のオフも確保しなければならない。

 岡田ジャパンは当初、イエメン戦をU-20中心に臨むプランを示唆。19日に韓国で親善試合に臨む同代表を、そのまま投入する予定だった。しかし、原委員長は「韓国に行くメンバーだけではない」と明言した。

 例に挙げたのは、北京五輪を経て08年10月のUAE戦でA代表にデビューし、日本のエースに急成長したFW岡崎慎司(清水)だ。「彼もこういう中からポジションを獲ってきた」と、新戦力発掘へ意気込む岡田監督の狙いを代弁した。

 当然、新人最多得点新記録の今季13ゴールをマークした横浜MのFW渡辺も代表入りの最右翼。U-20より上の世代のA代表未経験選手にも、門戸は広がる。

 「元日からの集合もあり得なくはない」と原委員長。待ったなしのW杯イヤー初戦。21日に発表予定の招集メンバーが、熱い1年の幕を開ける
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