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エスパニョールから横浜に移籍した日本代表MF中村俊輔(31)が7日、加入後初実戦となるJ2栃木との練習試合に右MFで先発。45分プレーし存在感を見せた。

 雨の中での注目の初実戦。中村は正確なパスでゲームを支配し、前半29分には決勝点をおぜん立てした。中盤でタメをつくり右サイドバック天野に左足でスルーパス。天野のクロスをFWバスティアニーニが頭で決めた。中村は「楽しくできた」と笑顔で振り返った。

 欧州での7年半で培った頭脳を注入した。4―3―3のシステムを生かすため試合前3トップの左に入る坂田に「サイドに開いて最終ラインに抜けるように」と要求。注文通り裏に抜け出した坂田には中村のピンポイントパスが何度も通った。

 上々の試運転に木村監督も「面白いのは前半だけ。俊輔だけ」と賛辞を送り「十分使える。使わにゃ」と13日のホーム湘南戦(日産)の先発を明言。0―1で敗れた6日のFC東京との開幕戦を「最後の3分の1、4分の1のところで何ができるか。もうひと工夫が必要」と振り返り「その辺りを俊輔に期待?そうじゃろな」とうなずいた。

 周囲の期待は高まる一方だが、中村は「デビューとか関係ない。マリノスのために全力でやるだけ」と冷静に話した。「コンビネーションとかパイプを増やして少しずつやれればいいと思う」と話す中村が、低迷を続ける横浜を上位へ押し上げる。
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横浜の木村和司監督(51)は初陣を飾ることができなかった。試合後は神妙な面持ちで「残念ですね」と切り出した。今季から古巣の監督として16年ぶりに現場復帰。監督デビュー戦は、ボールを支配しながらロスタイムで勝ち越された。「Jは甘くないという洗礼かな」と潔く結果を受け止めた。

 試合前は「(監督としての)緊張感がなく大丈夫かなと思った」という。それでもハーフタイムには期待を寄せたMF狩野に「このままだと代えるぞ!」としかり飛ばすなど、勝利への執念をみせた。就任以来、シュート意識の強化を課題にしてきたが、この日は「早くフィニッシュに行きたがって、アイデアも少なかった」。理想のサッカーへの到達度を聞かれると「かなり低いねえ。全然面白くなかった」。次節から日本代表MF中村俊輔(31)の出場が濃厚。「切り替えていかないと」と自分に言い聞かせるように話した。

横浜M・木村監督の初陣は終了間際の失点で黒星となった。試合前は「ちゃぶれ!」(「遊ぶ」に近い意味の広島弁)という言葉で選手を送り出した。ハーフタイムにはMF狩野に「前に絡まないなら、交代するぞ」と雷を落とすなど、チームを鼓舞したが、実らず。94年の引退以来、16年ぶりのJリーグで黒星発進となり「そんなに甘くない。洗礼かな。全然面白くないねえ」と振り返った。

今季がJ初采配となる横浜の木村和司監督(51)は、ホロ苦デビューとなった。序盤から主導権を握ったが、最後まで得点を奪えず、逆に後半ロスタイムに速攻から失点を喫した。新指揮官は「Jは甘くないという洗礼かなあ」とポツリ。「きょうの出来は何%?分からんね。かなり少ないね。全然面白くなかったよ」と悔しさをにじませた。

 開幕前に栗原、松田と守備の要が相次いでケガで離脱。この日はセンターバックにMF小椋、ボランチに若手のMF金井を起用する“急造布陣”だった。それでも、昨季5位を相手に試合を支配。昨季まで4―4―2で中盤とDFラインが2列のブロックをつくるチームに苦戦していただけに、DF中沢も「きょうはビルドアップできた」と手応えを口にした。

 初白星を目指す次節13日のホーム湘南戦には、エスパニョールから加入したMF中村がいよいよJリーグの舞台に帰ってくる。中沢も「俊輔が帰ってくるし、次はホームだから内容よりまず勝利を目指したい」と視線を上げた。


俊輔はスタンドで研究「だいたい分かった」
エスパニョールから移籍した横浜MF中村がFC東京戦をスタンドで観戦した。新しいチームメートの動きやクセを研究するのが目的で、交通渋滞に巻き込まれ前半17分すぎの到着となったが「参考になった?そうだね。だいたい分かったから」と収穫を口にした。

 7日のJ2栃木との練習試合については「やると思う。でも体が重いから前半だけになるかもね」と話していた。
●木村和司監督(横浜FM):

「まあ残念ですね。両チームともにシュート数も少なく、決定機も少なかったと思います。最後はカウンターでやられましたが、こういうのもひとつ、Jリーグは甘くないという洗礼だと思っています」

Q:チャンスが少なかった要因は?
「まず前に入った時に、後ろのほうに帰ってきた時の狙いが速すぎるというか、仕掛けが速すぎる。そこで、ミスが出てしまった。速くフィニッシュに行きたいということばかりで、もう少し工夫やアイディアが少なかった。ピッチも滑りやすく、速く相手ゴールに行きたいということでミスが出てフィニッシュまで持って行けてなかったと思います」

Q:どちらかといえば、やや優勢だったと思いますが、交代のタイミングや意図は?
「最後にパブロ(バスティアニーニ)を出したのは、時間もなくパワープレーで行こうと思っただけです。今日は狩野健太が寝不足なのか、ちょっとサッカーに参加してなかったのか、ちょっとおかしかったかなって。機能しなかった分、そこで坂田を右サイドにおいて、突破を図った。なかなかさせてくれなかった。アーリアに関しては疲れも出てきて、坂田を前線に上げて清水はハードワークができるので、チャンスができればと思っていました。坂田と清水に関しては、ボールを触る回数も少なく、決定的なプレーができなかった」

Q:久しぶりのJリーグに戻ってきた感想は?
「楽しみたいと常に言ってきましたし、そういうつもりでいました。ただ、試合が始まる前は緊張がなくて、自分自身でも大丈夫かなって驚きはありました。選手時代はいい緊張感はあったんですけど、何もなかったので。最後は、自分たちのサッカーができていない悔しい思いでいっぱいでした。でも、このピッチにいるというか、現場にいるのはいいものだなって思う。これもひとつ勉強だし、今日のようなゲームも楽しんでいかないといけないかなって思う」

Q:木村監督がやろうとしたサッカーは何%ぐらいできましたか。またベンチで座っている時間は長く感じましたか
「まずはベンチで座っている時間は、最後の残り5分くらいは長く感じたけどね。やはり相手ゴール近くで、数多く作れなかったのは残念ですね。そこまで行けていないのは悔しいですね。これは切り替えてやっていきないと。何%かはわからんね。かなり低いと思うね」

Q:おもしろいと思ったシーンはありましたか
「全然おもしろくないね」


●山瀬功治選手(横浜FM)
「攻撃的にというよりも、嫌がられる怖さのあるプレーをもっとしていかなければいけない。ポゼッションでのボールの動かし方だとかは少しずつできている。これからはその先でどれだけでできるかだと思う。3分の1にボールが入った時の状況で、どういう選択をするか。これまでなら安全なプレーが6、リスクが4くらいの割合で選択していた。それを逆に4:6にしなければいけない。チャレンジしてボールを奪われたとしても、突破できれば1点というプレーが必要になってくる。それぞれの判断や選択をしていかなければいけない。ボールを失うのは怖いが、失わないという前提でリスクを負わなければいけない。どれだけその気持ちを持ってできるか。ミドルシュートが多いのは、ボールが回せている表れでもある。今度はそこにプラスしてどれだけ仕掛けられるか。難しいことだけど、ボールを奪われたとしても仕掛けていかないと」
横浜の元日本代表DF松田直樹(32)が右ひざ外側半月板損傷のため、長期離脱することが4日、分かった。松田は2日に横浜市内のグラウンドで行われた全体練習に参加中、右ひざに強い痛みを感じて練習を切り上げていた。翌3日に受けた精密検査の結果、全治2カ月と判明。10日にも手術を受ける予定で、6日のリーグ開幕戦はもちろん、序盤戦の出場が絶望となった。

 横浜は、DF栗原勇蔵(26)も右太もも裏を痛めて離脱中で、守備に不安を抱えたまま開幕を迎えることになった。木村監督は「調子も良かったし、彼自身が残念な気持ちでしょう。しっかり治して帰ってきてほしい」と、松田を気づかった。松田の代わりにセンターバックには小椋祥平(24)が入ることが濃厚。小椋は「自分らしいプレーで期待に応えたい」と話した。

横浜MのDF松田直樹(32)が4日、右ひざ外側半月板損傷で全治2か月と発表された。10日に川崎市内の病院で手術を受ける予定。松田は2日の練習中に負傷し、3日に精密検査を受けていた。6日の開幕戦、F東京戦(味スタ)でセンターバックとして先発予定だっただけにチームにとっては大きな痛手。自身は土壇場での南アW杯メンバー入りを目指しており、最悪なタイミングでの長期離脱となった。

 「マツはかわいそう。しっかり治して戻ってきてほしい」と木村和司監督(51)。松田は「しょうがない」と話し、今後早期復帰に向けて全力を尽くす。

横浜のDF松田直樹(32)が右ひざ半月板損傷で長期離脱することになった。2日の練習中に負傷し、3日の検査で全治2カ月と診断された。10日にも手術を行う。

 今季プロ16年目の松田は、1月中旬の始動から好調を維持。6日のFC東京との開幕戦では、定位置のボランチではなく、右太腿裏の肉離れで離脱中のDF栗原に代わってセンターバックで出場することが確実視されていた。右ひざは06年12月にもメスを入れた古傷。木村監督も「盛り上げてくれてた部分があるから残念」とショックを隠しきれない。順調に回復すれば5月8日の浦和戦にも復帰できる見込みだが、指揮官は「しっかり治して帰ってきてほしい」と話した。
横浜の木村和司監督(51)は“ワシ流”でリーグ戦開幕に備える。6日の開幕戦の相手は、FW平山相太、DF長友佑都ら日本代表選手を抱える東京。4日、紅白戦など全体練習を行い、対策について聞かれた木村監督は「(具体的な指示は)練習の中でグラウンドで言っている。ウチの選手はあまり頭に入れすぎると意識するからのぉ」と、過度のミーティングは行わず、練習の成果をそのままぶつけていく方針を示した。

 東京の試合を編集した映像をクラブハウス内で流しているが、強制的に見せるつもりもないという。「(映像には)言葉を入れて編集している。見たければ見ればいい。いずれにしろ(開幕戦は)楽しみだよ」と不敵に笑った。

エスパニョールから横浜に完全移籍した日本代表MF中村俊輔(31)が2月28日、横浜の本拠地、日産スタジアムで会見した。約7年半ぶりの古巣復帰に「横浜愛」を語り、「骨をうずめるつもり」と強い覚悟を示した。また結果が出せなかったスペイン挑戦をバネに、再出発への決意も表明した。背番号はプロ入り時につけて愛着もある「25」に決まった。

 サポーター約3000人、報道陣約100人が集まった注目の会見で、中村は「横浜愛」を口にした。「1年半くらい前から日本に戻ることを考え、そのクラブは横浜しか考えていなかった」。スペイン滞在中も横浜の試合の映像を入手し、日ごろからチェックしていた。

 今回の移籍は表面化から約2週間の短期決着だったが「(横浜で)どうやっていこうか頭の中にはもう入っている」と話し、以前から復帰を想定していたことをうかがわせた。会見前には横浜の木村和司監督(51)を相手にキャンプ期間の練習試合で試された新布陣まで話題にし、同監督に「よう知っとるなあ」と言わしめた。

 夢だったスペイン挑戦を「結果を出せなかった。悔しい思いもある」と率直に振り返った。W杯に出るため、最高のコンディションで戦うため、試合に出る必要があった。「試合に出られなくて帰ってきたけど」と日本のエースは冷静に、現実を受け入れた。それは、これまでにも挫折を乗り越えた経験があるからだ。日本代表トルシエ監督時代の02年のW杯メンバー落ちや、イタリア・セリエAレジーナでの不遇な時期。「それをバネにして伸びることができた。今回もプレーしだいで伸びると思うので(スペイン挑戦は)失敗だったとは思っていない」と苦い経験は成長につながると説明した。

 だからこそ、古巣での再チャレンジを選んだ。海外再挑戦の意思を問われると「(横浜に)骨をうずめるつもり」と強い決意を示した。会見前に木村監督に希望ポジションを聞かれたときも「どこでもいいです」と即答した。

 会見はサポーターが集まった観客席の大型画面でも中継された。7年半ぶりに戻ってくる中村に対し「横浜のために闘う覚悟はできたか」と厳しい横断幕も掲げられた。挫折を乗り越え、飛躍を目指すため選んだ古巣に対し「強くして優勝させたい」と誓った。あとはプレーで示すだけだ。
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