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2007Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ1次リーグ第5日(9日・三ツ沢競技場ほか)、3連覇を狙うA組1位の千葉が神戸に0-1で敗れるなど、各組とも準々決勝進出チームは決まらず、23日の最終戦に持ち越されることになった。B組は横浜MがFWハーフナー・マイク(19)のプロ初ゴールなどで快勝し、勝ち点8で首位に立った。C組では横浜FCがFC東京を1-0で退け首位となり、大分が磐田に敗れ2位となった。

 U-20日本代表のエースFWが、待望のプロ初ゴールを決めた。デビューした昨年4・15のリーグ戦(対G大阪)以来、公式戦23試合目で初先発したハーフナー・マイクは、後半13分、DF小宮山の左サイドからのクロスに合わせ、194センチの長身でジャンプ。ボールはGKの頭を越え、貴重な追加点を決めた。

 ガッツポーズに加え、K-1戦士のようにシャドーパンチを連発した新星は「本当は1年目で決めたかったゴール。入れた瞬間、気持ちが抑えられなかった。勝利に貢献できてうれしい」と破顔一笑。早野監督は「打点の高さは普通の日本人ではありえない」と絶賛した。

 Bグループ首位に浮上した横浜Mは、貴重なキャラを“ダンク・ヘッド”としてグッズ化するプランを検討する。19歳は「まだ足元(キック)にミスが多いけど、僕の持ち味を出していく」と“頭勝負”を宣言。6月のU-20W杯(カナダ)に向け「自信になった。勢いが出る」と大暴れを予告。父ディドと親子2代の日本代表を狙う。
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