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横浜Mの岡田武史監督(49)が17日、東京・小平市にある国土交通省の研修機関「国土交通大学校」で特別講師として講義した。対象は同省の新採用職員(I種)、いわゆる「キャリア」になった若者たちで、テーマは「求められる決断力・組織統率力」。将来の日本の中枢を担うことになるエリートたちへ、リーダーシップ論を説いた。



スーツに身を包んだ姿はいかにも“教授”。岡田監督が特別講師として教壇に立った。

「チームの成績がよくなくて自分のクビがかかっている。本当はシーズン中にこうした話を引き受けないんだけど…」

冒頭で最近のリーグ戦4戦勝ちなしと不振の自分をネタに会場を沸かせる。自宅から会場へ向かう道のりでチームのことを案じるうち、高速道路の出口を1度、電車を2度も乗り過ごしたという裏話も披露した。

練習オフ日を利用した講演の相手は、国家公務員試験I種に合格して国土交通省に入省した今春の新採用職員121人。大半が20代前半ながら、日本の中枢に携わることが決まっている「キャリア」たちだ。

元日本代表監督で、横浜M監督として03、04年にJリーグを連覇した名将が浴びる熱視線。日本サッカー界屈指のリーダーだけに、企業の幹部研修など講演依頼が殺到する身だが、いつもはほとんど断っている。しかし今回は「私も環境問題に取り組んでいて地球の将来が心配。相手は今度入るキャリアの人たちと聞き、力になれたら…と思った」と快諾した。

質問の時間では「15日のG大阪戦では主力選手(中沢)のミスで決勝点を奪われましたが、そうした場合はどういう立て直しをしますか?」という厳しい問いにタジタジとなる場面も。熱弁は約1時間半におよび、招へいした同校関係者は「さすが。お呼びしてよかった」と絶賛した。

今後も各所から講演依頼は続きそうだが、本業がJ監督である以上、テーマとなった「求められる決断力・組織統率力」を発揮するのはピッチの上。現在、首位浦和に勝ち点7差の5位。この日の刺激を今後の巻き返しに変える。

★次期日本代表監督就任は否定
この日の講義のレジュメでも「元サッカー日本代表監督」と肩書がついた岡田監督。唯一日本人監督としてW杯本番(98年フランス大会)で指揮した存在だけに、ドイツW杯後に退任するジーコ監督の後任問題でも注目される1人だ。しかし講演後に「外国人って(新聞に)書いてあっただろ。ない。オレはやらない。ない」と発言。日本サッカー協会が後任候補は外国人と公言にしていることもあり、就任の可能性を否定した。
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