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J1第9節(1日、横浜M1-0磐田、日産ス)今季初出場初先発のDF天野が決勝弾。後半31分、MF坂田の左クロスをJ1日本人最小兵(1メートル62)の体で競り合い、左肩でプロ初ゴールを押し込んだ。「こんな小さくてもできるのを見せられてよかった」と苦笑い。「自分が上がれば相手が下がる。俊さんと話した通りになった」と俊輔の助言にも感謝しきりだった。地元・神奈川育ちでユース出身の陽気なムードメーカーの活躍に、DF中沢は「1面、天野でいいんじゃないですか? チャンスをモノにするのは彼の努力」と目を細めた。


横浜M・俊輔、決勝点呼んだボランチ!

その才能は、本職にとどまらない。俊輔が、慣れ親しんだ右の攻撃的MFではなく、右ボランチで先発。後半31分、中央から左サイドのMF坂田にパスを出し、決勝弾の起点になるなどほとんどの攻撃に絡む活躍で、2戦ぶり勝利を演出した。

 「ある程度の形は作れたと思う。前にFWっぽい選手がいたので、組み立ててというより裏を狙った。もう少し崩せるボール回しができればいいけど」

 ボランチでの先発は、エスパニョール時代の昨年10月4日ビリャレアル戦以来で、今季から復帰したJリーグでは初。中盤でのボール回しが停滞気味だったことや、左足首痛の負担軽減を考慮したもので、俊輔自身も「チームがうまくいく形が固まれば、またそのうち前(攻撃的MF)に行くよ」と、あくまで緊急措置であることを説明する。

 ただ、「サイドバック(SB)を気持ちよく上げさせることを考えた」という通り、右SBのDF天野が駆け上がり、決勝点を決めたのも、そのキープ力あってこそ。決定的な仕事が減るマイナス点はあるが、ボランチ(ポルトガル語でハンドル)の名の通り、かじ取り役の能力を示した。

 岡田ジャパンへの可能性も広がる。代表でも右MFが定位置で、ボランチでの先発は1度もない。ただ、イタリア代表MFピルロ、セルビア代表MFミリヤシュのように、レジスタ(イタリア語で演出家)と呼ばれる、ボランチの位置で攻撃を組み立てるテクニシャンの存在は強豪国のトレンドでもある。

 不動のボランチのMF遠藤に何かがあった場合や、よりゴール前でのプレーを好むMF本田との連係向上など、1つのオプションとして選択肢が広がるのは歓迎材料だ。

 中断までJリーグは残り3試合。「マリノスに勝利、勝ち点3をもたらせるように頑張ります」と全力投球を誓う俊輔の姿は、南アW杯での輝きに重なる
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