久保 Ｗ杯スパイクは「闘士」

日本代表のＦＷ久保竜彦（２９）がＷ杯で「闘士」になる。１日、スパイク契約を結ぶディアドラ社の関係者と話し合い、Ｗ杯で使用するスパイクについて、イタリア代表のＦＷトッティが使う「マキシマス」を最有力候補にすることを決めた。

　この日は、現在愛用する「ドラゴン」を履いて練習したが、今年に入って３種類のスパイクを試合などでテスト。その中でも約１カ月かけて約３０グラム軽量化を図り、ポイントを細くするなど久保の要望で改良を重ね好感触を得た。久保は右足の方が大きいため「伸ばしてほしい」とミリ単位でフィット感の向上を求めると、同社関係者は「キリン杯までに直したい」と説明。ゴーサインが出れば、Ｗ杯仕様のスパイクが完成する。マキシマスは別名「闘士」と呼ばれており、Ｗ杯で闘う男になる。