忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

1人の選手の加入が、横浜伝統の堅守をよみがえらせた。首位のG大阪の攻撃を全員で必死に抑えた。G大阪が昨年5月から続けてきた39試合連続得点の終了を告げる笛が鳴る。ピッチには、今季リーグ戦初出場の松田が立っていた。

 今季1試合平均2得点のG大阪で9ゴールの相手FWバレーへ送られるパスを、随所でインターセプトした。松田は「ガンバは強い。勝ちたかった」と話したが、相手エースに決定的な仕事はさせなかった。

 満を持していた。昨年末の左ひざ手術で今季は出遅れ。センターバックを栗原に奪われ、ボランチへの挑戦も失敗した。出場したのはナビスコ杯の1試合だけ。栗原の出場停止でようやく巡ってきたチャンス。なんとしても結果が欲しかった。

 同じように出場機会に恵まれない鈴木、マルケス、吉村、清水、マルクスの名前をアンダーシャツに刻んで臨んだ。「頑張っているヤツらの気持ちを入れたかった」。前半はファウルやハンドでピンチを招いたが、ハーフタイムに那須にビンタをさせて気合を再注入。元日本代表がプライドを捨ててピッチに立った。

 松田とセンターバックで今季初のコンビを組んだ中沢も、安定したプレーを見せた。昨年4月のG大阪戦では4失点。目を真っ赤に腫らしたあの日から14カ月後の完封にも「0―0で満足しちゃいけない」と話したが、借りは返した。

 チームはリーグ戦最近7試合で4得点。早野監督が掲げる攻撃サッカーが機能しない中、守備の健闘は大きなプラス材料だ。小村、井原ら代表を支えるセンターバックを生んだ横浜伝統の堅守。その系譜を継ぐ屈強な2枚のセンターバックが、横浜の反撃ののろしとなる。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI