忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

格下相手にも油断はなかった。渡辺の先制点を皮切りに前半だけで3ゴールを挙げ、きっちり勝利をつかんだ。リーグ戦は10位と低迷しており、来季のACL出場権を得るには来年元日に天皇杯を掲げるしかない。クラブ幹部からはイレブンに「天皇杯を獲りにいこう!」とゲキが飛んでおり、木村監督も試合後「優勝したい」とタイトル奪取に強い意欲を示した。

 ただし、本番はここからだ。順当なら8強入りを懸けた4回戦は川崎Fとの対戦が有力だ。同じ神奈川県に本拠を置くクラブながら、影が薄くなっている感がある。それだけに倒したい相手だ。「次もホーム(日産スタジアム)で有利だし絶対に負けられない」と渡辺は気合十分だ。

 GK飯倉にとっては因縁の相手。川崎Fと対戦した9月6日のナビスコ杯準決勝第2戦で、笛が鳴った後も攻撃を続けた相手FWジュニーニョを倒し退場となりチームも敗退した。退場を命じられた際に主審への乱暴な行為もあったため、公式戦6試合出場停止処分を受けた飯倉は「水を差した」と責任を感じていた。出場停止明けの復帰戦だったこの試合、後半26分の相手FWとの1対1の場面で果敢な飛び出しで失点を防ぐなど勝利に貢献。自ら借りを返す舞台を整えた。

 出場停止期間中は知人から「おとなしそうなのにねえ」と冷ややかな目で見られたこともあった。それでも腐らず練習に打ち込んだ。試合後、飯倉は「川崎Fだけには負けたくない。リベンジをしたい」と並々ならぬ意気込みを口にした。

 04年のリーグ制覇以来タイトルから遠ざかっている。天皇杯が今季最後のチャンス。中沢は「元日のピッチでプレーできるように、一つ一つ勝っていきたい」と前を向いた。前身の日産時代を含め17年ぶりの優勝に向けて横浜が突き進む。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI