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岡田ジャパンにテロの脅威。6日のアジア杯最終予選でイエメン代表と対戦する日本代表は3日、イエメンの首都サヌアで練習を開始したが、米大統領補佐官が同日、国際テロ組織アルカイダがサヌアでテロを計画している兆候があると明らかにした。在イエメンの米英大使館が安全上の理由から閉鎖されたことも判明。サヌアに滞在すればテロに巻き込まれる危険性が高く、日本協会は重大な決断を迫られる。

サヌアは緊迫の度を増している。オバマ米政権でテロ対策を担当するブレナン大統領補佐官は3日、米CNNテレビのインタビューに対し、アルカイダがサヌアでテロを計画しているとの兆候を得ていることを明らかにした。ブレナン氏はインタビューで「アルカイダがサヌアの攻撃を計画している(複数の)兆しがある」と語った。

 また、アルカイダ系勢力「アラビア半島のアルカイダ」による攻撃の恐れが続いているとして、在イエメン米大使館は同日、閉鎖された。さらに在イエメン英大使館も「安全上の理由」から閉鎖。閉鎖する期間などは不明だ。

 衝撃的な情報を伝え聞いた岡田監督は「本当?」と言って数秒間絶句した後「何も起こらないことを祈るしかない」と付け加えた。

 日本代表は同日午前、サヌアに到着し、午後には市内のグラウンドで練習を行った。周辺に危険な雰囲気はない。ただ、万が一に備えて選手、報道陣の乗るバスはパトカーが先導。宿舎や練習場は銃を携行した警備員が警備している。

 サヌア到着後にイエメン協会を訪問した原博実強化担当技術委員長は「万全のセキュリティーを約束してくれた。今後も大使館と連絡を取り合ってやっていきたい。今のところ、日本に帰ることは考えていません」と話しており、6日のイエメン戦は予定通り実施される方向だ。

 だが、米国、英国がテロに備えた動きを見せているだけに、テロの脅威は確実に迫っていると考えられる。日本協会も試合の中止や緊急帰国を検討せざるを得ない。

 イエメン戦については昨年12月29日に、日本協会の犬飼会長がイエメンの治安の悪化を理由に中止の可能性を示唆。アジアサッカー連盟(AFC)があらためて現地調査を行った上で試合開催を決定した経緯がある。

 2日の日本出発前には「死にたくない」と漏らす選手がいるなどチーム内にも不安が広がっていた。最悪の事態は回避しなければいけないだけに、今後の状況次第では日本協会は重大な決断を迫られることになる。
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