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約8000人のサポーターが見守る中でのW杯イヤーの始動。指揮官の視線は自然と久保に注がれた。04年10月以来、1年3カ月ぶりに代表の練習着をまとった久保は、腰を伸ばすようなストレッチを入れながら、それでも必死にすべてのメニューをこなした。ジーコ監督が誰よりも期待を寄せるストライカー。実は練習に先立ち宿舎で行った話し合いで、並々ならぬ決意を打ち明けていた。

 ジーコ監督「本当にW杯に出たいのか?」

 久保「出たい。本大会でしっかりやりたい」

 短い言葉で十分だった。ジーコ監督就任以来12試合で8得点という群を抜く決定力。日本を任せられるのはこの男しかいない。指揮官は、川淵キャプテンに「今までの“どうでもいいや”というのではなくて、気持ちが前に向いている。彼はわれわれの期待に応えてくれると確信した」と伝えた。そして「ベストコンディションなら大きな戦力として期待できる」とFWの軸に据えることを決断。2月10日の米国戦起用についても「それは当然」と先発構想も口にした。

 「きょうは大丈夫。ただ、できることとできないことがある。これから里内さん(フィジカル・コーチ)と相談してやっていく」と慎重に語った久保だが、思いは周囲にひしひしと伝わっている。昨年末には心身ともに出直すために断食修行を敢行。周囲が驚くほどにほおはこけ、精かんさを増し、年明けの横浜の合宿に参加した。代表合宿を乗り切るため、最初の4日目以降は別メニューで調整して宮崎合宿に臨んだ。椎間板(ついかんばん)ヘルニアに悩まされる腰に負担をかけないように、移動の機内でもひじ掛けに座ったり何度も体勢を変えていた。
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