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イビチャ・オシム監督(66)率いる日本代表は19日、親善試合カメルーン戦(22日=九石ド)へ向けた合宿を大分市内で開始した。チームに復帰したMF山瀬功治(25)は、今季リーグ戦10得点の決定力と、国内トップクラスの突破力を、代表でも発揮することを誓った。オシムジャパン初戦の昨年8月トリニダード・トバゴ戦で先発した後に落選。代表から遠ざかった1年間で磨きなおした個性で、オシムジャパン復帰組が前線にそろう「敗者復活戦合宿」を勝ち抜く。

 ダイナミックな動きが、オシム監督の心を再びつかんだ。合宿初日の攻守練習。山瀬は前線の攻撃が停滞したのを見ると、後方から猛然とゴール前に走り込んだ。そのままに蹴ったシュートがゴールに突き刺さる。指揮官も「ブラボー!」。「チームプレーに自分の個性をどう混ぜるか。合宿の中で追求したい」という言葉を早速形にした。

 1年前のてつを踏むわけにはいかなかった。昨年8月のオシム体制初合宿で代表初招集された。オシム監督は「山瀬は面白い選手」と上機嫌だったという。初戦のトリニダード・トバゴ戦でも先発起用。だがこの時期、山瀬は椎間板ヘルニアによる1年間の欠場明けで、試合勘も体力も不十分だった。わずか56分間で退いた。代表戦のピッチはそれが最後になった。

 指揮官の理想に近かったゆえに、真っ先に構想外に―。皮肉な現実を「いい状態じゃなかったから当たり前」と何とか吹っ切ったが、再起のため自ら「ゴールに直接迫るプレーを意識する」とテーマ設定した。それはくしくも指揮官が常々言う「相手にとって危険なプレー」。今季は現在リーグ日本人2位の10得点と、意識が形になっていた。

 オシム体制で長期的に構想外になった選手の復帰は今回は初めて。だが「調子は悪くないけど、反省点もある。短い合宿期間でも、自分を成長させられる」とまだ満足しない。強力なライバルがそろう、敗者復活戦は始まったばかり。今度こそオシム監督に力を認めさせる
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