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日本代表の岡田武史監督(52)が、代表選手面談ツアーを開始した。1番手として、10月31日に古巣横浜の練習を現地視察。終了後にDF中沢佑二(30)と1対1で、約30分の話し合いを持った。選手の現在のコンディションについて、じっくりと話を聞く一方で、今後のチーム強化方針についても丁寧に説明。W杯予選突破へ向け、対話路線で選手たちをまとめる考えだ。

 岡田監督は横浜のクラブハウスに現れると、3階展望貴賓室へと向かった。横浜監督在任当時に、自ら設計に携わった「城」だ。全面ガラス張りの「天守閣」から、眼下のピッチに鋭い視線を送った。

 練習終了後、岡田監督は別室でDF中沢と1対1になった。同監督は意図を明かさなかったが、関係者は「岡田さんが代表の主力を対象に、コンディション問診や、今後の代表強化方針の説明をして回ると聞いた。おそらくその第1弾が今回の中沢の面談なのでしょう」と話した。

 これまでも代表合宿で初選出の選手を対象に、個人面談を行ってきた。だが中沢のように代表に定着している選手と、1対1の話し合いの席を設けることは珍しい。10月のW杯予選ウズベキスタン戦では、1-1と負けに等しい引き分け。W杯を目指すためには、いったいチームに何が必要なのか、もう1度主力と話し合う必要があった。

 中沢は守備の要で、若手をまとめる兄貴分、チームへの影響力も大きいことから、最初の面談相手に選んだとみられる。約30分の「面談」の後、岡田監督は「横浜の1部残留がほぼ確実になったから、僕がここに来ても、ご迷惑にならない状況になったよね」と冗談交じりで話した。明るい笑顔は、話し合いの充実を物語る。中沢は「こうやって練習まで見に来てくれて、話もしてくれるのはありがたいこと」と喜んだ。

 今後も代表選手を訪ねる全国行脚を進める見込み。かつては「情が移るから」と選手との個人的会食などは避けてきた同監督だが、最近は徐々に「対話路線」に移行。これもW杯予選突破のための「岡ちゃん流人心掌握術」といえそうだ。
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