日産スタに本格すし店、顧客満足度を考慮

横浜がホーム日産スタジアムに江戸前すし店を誘致する。１２日の柏戦での開店へ、数日中にも突貫工事を開始。持ち帰りの販売受付に加え、カウンター席も準備する。誘致に当たったクラブ関係者は「本格的なすし店にこだわった」と話す。

　出店する「忠英」は横浜市港南区にある名店。今回は職人歴３２年の主人、稲田英明さん（４８）が自ら出向き、すしを握る。メニューには定番のすしに加え、マグロ・イカ・アジで赤白青のクラブカラーを表現した「トリコロール丼」などの独自の一品も準備した。

　日産スタジアムは昨季会場満足度調査で東日本最下位に沈んだ。巻き返しへクラブは今季開幕から、ラーメンの人気店「とんぱた亭」などを誘致。さらに有名すし店の誘致でさらに集客力アップをはかる。