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横浜が、クラブ唯一のU-23日本代表、DF田中裕介(22)の北京五輪出場を強力プッシュする。今季先発に定着した成長株が、世界の大舞台に立てるかどうかが、今後のクラブの集客を左右する。そこで、メディアなどへの露出度アップで、反町監督へのアピールを手伝う方針。さらには、五輪2度出場のDF松田らが徹底した「五輪英才教育」を施すことになった。14日に誕生日を迎えた田中裕も、名門の看板を背負っての北京行きを誓った。

 クラブぐるみで五輪出場の切符を獲得しにいく。横浜関係者は「反町監督の目に留まるようにしてあげたい」と、田中裕が五輪本番のメンバーにも選ばれるように後押ししていく考えを示した。20日の主催トークショーの主役に、松田の相棒として抜てき。試合日以外はほぼ雑誌などの取材予定で埋めた。現場では、五輪に2大会連続出場した松田が経験談を田中裕に話して聞かせるなど、「五輪英才教育」を施している。

 横浜は前身の日産から、80年モスクワ五輪予選以来、所属選手が常に五輪代表でプレーしてきた。96年アトランタ五輪ではGK川口の好守が「マイアミの奇跡」を演出。00年シドニー五輪では松田や現セルティックのMF中村が大活躍した。04年アテネ五輪でも、MF那須が主将を務めた。松田が「ウチから誰も五輪に出ないのはありえない」というほど、クラブ全体で五輪への思い入れが強い。

 伝統が途切れれば、失うのは強さや名誉だけではない。五輪はサッカーファン以外も注目するため、出場すれば人気は一気にアップ。現に00、04年ともに、五輪代表に多くの選手を送り込んだクラブほど、同年の集客が成功している。逆に誰も出場できなければ、人気を他クラブに奪われる危険性もある。

 14日に誕生日を迎えた田中裕は「五輪に出たい。年代別最大の大会だから」と誓いを立てた。横浜ではいまや主力だが、五輪予選での先発は1度だけ。「今まで評価されている人を逆転するには、毎試合120点の出来が必要」と表情を引き締めた。「クラブで代表クラスにもまれてるし、自分の持ち味は通用するはず」。その目は北京をまっすぐ見据えていた。
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