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横浜の元日本代表FW久保竜彦(30)が、移籍辞さずの強硬姿勢を見せた。27日に今オフ2度目の契約交渉。今季から700万円ダウンの、推定年俸3800万円の提示に満足せず、サインはしなかった。越年も決定的になったが、他クラブから興味を持たれていることもあり、今後も報奨金やプレー環境も含めた条件を譲らない構えだ。ゴール前での絶大な決定力を誇る「ドラゴン」が、ピッチ外でも牙をむいた。

 譲れない「一分」があった。久保は武士のような風ぼうに厳しい表情をたたえ、交渉の席を後にした。「サインはせんかった。金のこともあるし、自分がサッカーをやっていて感じたこともある」。1回目の年俸提示は、前年比20%ダウンの推定3600万円。ここから百万単位の上積みはあったが、評価に納得はできなかった。

 普段は無口な男が「これくらいの評価は当然と思うものがある。それがないなら、他のチームにあると信じてやるしかない」とまで言い切った。横浜FCなど数クラブが、獲得に興味を示していることも知っている。「残りたいけど、譲れないものもある」と移籍辞さずの強硬な姿勢で、約50分間もフロントとやり合った。得点数に応じた報奨金についても、条件を譲らなかったようだ。「あいつはゴールにこだわっているから」と交渉にあたった坂木強化部長は言った。

椎間板(ついかんばん)ヘルニアから復帰した今季は、リーグ戦29試合に出場。だが最後の5試合は戦術的な理由で先発できなかった。来季の起用方針をクラブに問うことも、交渉の重要なポイントだ。「サインするかは、オレが言ったことの返事待ち」。今日28日には福岡に帰省するため、今後は電話等でクラブ側と連絡し、年をまたいで交渉は続ける。

 今オフ横浜では、人件費削減や不透明な強化プランに、契約保留者が続いていた。さらにエースまでが、オフの戦いに参戦だ。長期離脱からの復活、代表復帰、W杯メンバー落ちなど、06年は激動の1年だった。誇り高い「ドラゴン」は、シーズンが終わっても戦いを続けていく。
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