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横浜が、失われていた「王者の戦い」で3年ぶりのタイトル獲得へ前進した。台風接近の大雨に見舞われたナビスコ杯準々決勝第2戦の東京戦で、後方から前線へロングボールを放り込む04年リーグ年間優勝時の基本スタイルを徹底。FW大島秀夫(27)の2ゴール2アシストなどで4-2で快勝し、1戦目の0-1敗戦から逆転でベスト4進出を決めた。浦和はG大阪に2-5で敗退決定。ライバルに大敗でリーグ戦にも不安を残した。

 豪雨にぬれた頭を、思い切り振った。後半開始早々の3分。大島は、CKからのこぼれ球を必死に追う山瀬功を信じて、ゴール前に駆け込む。「今日はボールが前線に入れば何が起こるか分からない。狙っていた」。右クロスに184センチの体を弾ませてヘッド。待ち望んだ形での追加点に、仲間を思いきり抱き締めて喜びを爆発させた。

 8日の第1戦を落とし、2得点以上で勝たなければナビスコ杯敗退となるがけっぷち。事前のミーティングで「勝つことに集中し、シンプルに戦おう」と全員で話し合った。台風による大雨で、ピッチがぬかるむと想定。華麗にパスをつなぐ理想的な戦い方を捨て、守備を固めロングボールで一気に前線へ攻撃を展開するスタイルを貫いた。

 前半19分、右後方からのクロスを大島がゴール前で受け止め、走り込んだ山瀬功が先制ゴール。後半23分にも、同じ形から大島が2点目を決めた。FW陣の公式戦での得点は、5月9日のリーグ柏戦以来、実に11試合ぶり。最終ラインと前線に代表クラスをそろえて年間王者に輝いた、04年当時の最も得意とする必勝パターンだった。右太ももを負傷しながら後半25分までプレーし続けたDF松田は「集中を切らさず、みんなが助け合った勝利。次につながる」と胸を張った。

 逆転でつかんだ3年連続のベスト4進出で、3年ぶりのタイトル獲得も現実味を帯びてきた。今季初めてエウチーニョを起用するなど、積極采配に出た早野監督は「次のステージに上がれる。リーグ戦でもプラスにしたい」と笑顔。原点に立ち返り、勝負に徹した白星が、王者復活への第1歩となった
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