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横浜FW久保竜彦(30)が横浜FCに移籍することが14日、決定的になった。この日沖縄での自主トレから羽田空港に戻った足で、横浜市内のクラブ事務所に直行。今季6度目の契約交渉を行い、その席上で移籍希望が受け入れられた。移籍先はすでに、早くから久保獲得に動いていた横浜FCに絞られている。早ければ同クラブの17日の新体制発表で、水色のユニホーム姿を披露することになる。

 初心を貫き通した。「環境を変えたいという気持ちがあったから。それを納得してもらえました」と久保はうなずいた。全6回、合計4時間25分の長い契約交渉でも、移籍希望は変わらなかった。この日の35分間の話し合いで、ついにクラブもエースとの別れを受け入れた。

 もう1度、J1のピッチで輝きたかった。主砲の慰留へ、横浜は金銭的な条件面で、かなりの歩み寄りを見せた。提示額は前年比約20%ダウンの推定年俸3600万円から、交渉の過程で4000万円近くまで引き上げられたという。だが久保が求めているものは、他にあった。「去年の最後は使われなかった。体が治ってきて、どこまでやれるのかというのを試したかった」。ドラゴンは力を発揮できる出場機会を求めた。

 ここまで交渉が長引いたのは、心に引っ掛かっていたものがあったからだ。「サッカーに専念させてもらえたのはありがたかった。トレーナーの皆さんには、ケガを治してもらったし」とつぶやいた。横浜での4年間は、椎間板ヘルニアなど相次ぐケガに苦しんだ。支えてくれたスタッフに恩返しができずにクラブを離れることは、義理堅い久保にとってはつらかった。それだけに、生半可な気持ちで出て行くことはできない。「環境を変えて、一からでもいい」。新天地では、実績を捨ててゼロから再出発する覚悟もある。

 移籍先は横浜FCで決定的だ。広島時代の先輩である高木監督と年始に直接会い、気持ちは傾いていた。15日に保養のため山形県内の施設を訪れ、16日にも帰京。同じ日にフランスから帰国する高木監督が参加予定の交渉で契約が成立すれば、翌17日の新体制発表でお披露目される。キングカズとドラゴンの2トップ結成で、昇格初年度の横浜FCがJ1の台風の目になる。
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