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18日開幕のU―17(17歳以下)W杯に臨む日本代表21人が6日、発表された。日本初の父子2代世界大会出場を果たすMF水沼宏太(17)は、持ち味の運動量とキャプテンシーで、チームを決勝トーナメントに導くことを誓った。すでにC大阪とプロ契約しているFW柿谷曜一朗(17)らタレント軍団を、天才ドリブラーだった父貴史さんとは違った個性で引っ張る。チームは14日に開催国の韓国に入り、19日に1次リーグ初戦のハイチ戦に挑む。

 サラブレッドらしからぬ、飾らない言葉で喜びを表した。U―17W杯のメンバー入りに水沼は「ちょっと前には、こうなるなんて思いもしなかった」と顔をほころばせた。代表の主力として将来を嘱望されるが「自分がW杯に出られるなんてビックリ」と普通の少年らしくつぶやく。

 父は天才ドリブラーとして人気を博した貴史氏。クラブ関係者は「走る姿がそっくり」と口をそろえる。実際は、経歴もプレースタイルもまったく違う。「僕は父みたいに1人でグイグイいけるわけじゃない」。中学時は代表どころか、クラブでも試合に出られないこともあった。ユース昇格よりも、出場機会が多い県外の高校進学をとるべきか、と真剣に悩みもした。

 自分だけの武器を手にしたことで、サッカー人生が一変した。父の「うまい選手じゃないんだから、自分だけの持ち味を持つべき」との助言で、豊富な運動量を生かすスタイルを確立して急成長。ユース昇格後は代表に定着した。昨年のアジア選手権で4得点し、優勝に貢献した。貴史氏は日本でテレビ観戦し、1試合ごとに本人に電話し、感想を伝えた。周囲には「試合ごとに成長している」とうれしそうに話していた。

 理想の選手も華麗な司令塔タイプではなく、攻守に走りまくる元チェコ代表MFネドベドだ。「自分が走ることで、周りのよさを生かしたい」。FW柿谷ら豊富なタレントを運動量でフォローする。ピッチ外でもチームのために走る。時にはギャグで和ませ、時にはゲキを飛ばし個性派集団をまとめてきた。「親の名前で代表入り、という見方もあるかも。それは悔しいから」。世界の舞台でも走り回り、実力で「親離れ」を認めさせる
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