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横浜Mの元日本代表FW久保竜彦(30)が9日、横浜市内のクラブハウスで4度目の契約更改交渉に臨み、席上、クラブ側に移籍を直訴。その直後に、獲得に乗り出している横浜Cと本格交渉に入った。久保は700万円ダウンの年俸3800万円(金額は推定)の提示を受けていたが、保留し続けていた。横浜Cの指揮官は、広島時代から久保をよく知る高木琢也監督(39)だけに、一気に話がまとまる可能性が高くなった。

 久保の意思は固かった。この日午後1時過ぎに始まった4度目の更改交渉。坂木強化部長と約1時間の話し合いを終え、自主トレを終えた久保は、所用のため一度、クラブハウスを離れた。しかし、午後5時に戻ってくると、異例の“ダブルヘッダー交渉”に突入した。

 関係者によると、久保は最初の交渉で、クラブ側に改めて移籍の意思を伝えた。2度目には早野宏史監督(51)、左伴繁雄社長(51)も説得に当たったが、その意思は動かなかった。合計2時間の話し合いを終え、久保は「サインはしてません。いろいろ話して、もう一度考える」と話し、クラブハウスを後にした。その直後、以前から水面下で打診していた横浜Cと本格交渉をスタートさせた。

 横浜M側は、前日の3度目の交渉で残留に自信を見せていた。しかし、早野監督は「契約はそんなもんじゃないか。あとはフロントに任せている」と憮然(ぶぜん)。坂木強化部長も「1つか2つ言いたいことがあるみたい。納得しないとサインしないから」と前日とは一転、歯切れが悪かった。

 元日本代表FWの城彰二氏が引退した横浜Cは、J1残留にストライカー探しが必須だった。高木監督と久保が広島時代から旧知の仲だったこともあり、久保自身が横浜Cとの交渉を希望。FW三浦知良(39)と夢の“元日本代表2トップ”を組む可能性が高まったことになる。

 横浜Mは施設移転や外国人選手獲得に金を使い、来季の人件費が大幅ダウンとなったため、ベテラン選手を大量解雇。腰痛などのけがに悩み、昨季リーグ戦29試合で5得点と満足のいく結果を得られなかった久保だが、これまでの功績も大きく、年俸の大幅ダウンには納得がいっていなかった。坂木部長は条件面で久保と歩み寄ることを示唆したが、久保はチームの関係者らに“決別宣言”もしており、移籍の意思は固いとみられる。

 久保は10日から14日まで沖縄で自主トレを行う。横浜Cの条件は横浜Mより低いとみられるが、環境を変えてもう一度、輝きを取り戻そうとする久保の気持ちを変えるのは簡単ではない。
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