岡田監督８年ぶり！平野Ｖ奪還へ全力

東京Ｖから横浜Ｍに移籍した元日本代表ＭＦ平野孝（３１）が１日、８年ぶりの岡田体制での活躍を誓った。同日から始まる合宿のため、チームとともに宮崎入り。岡田武史監督（４９）とは９８年フランスＷ杯に出場した日本代表以来の師弟関係となる。「面と向かって話したのは８年ぶり。緊張した」と言う平野は当時、代表左サイドの切り札として活躍。フランスＷ杯でも２試合に途中出場した。「一番印象に残るのは、試合が全部終わってバスに乗る前に岡田さんと握手をしたシーン」と振り返った。

　昨年末には名古屋時代の恩師・ベンゲル監督の誘いでアーセナルの練習に参加。「一流の選手はひとりの人間としてもしっかりしていた」と大きな刺激を受けた。フランスのクラブにも練習参加するなど海外でのプレーも視野に入れていたが、最後は横浜Ｍに加入。「岡田監督の下でシーズンを通して戦えるのは楽しみ」とＶ奪還に全力を注ぐ。