柳＆安永氏引退試合

◆引退試合　静岡県連合スターズ６―４横浜Ｍ・ＯＢ　かつて横浜Ｍに所属した元韓国代表ＭＦの柳想鉄氏（３５）とＦＷ安永聡太郎氏（３０）＝現横浜Ｍ下部組織コーチ＝の引退試合が２９日、横浜・みなとみらいの「ＭＭ２１」で行われた。

　同クラブＯＢの木村和司氏ら往年の名選手が多数参加し、ＧＫ川口能活（磐田）らもセレモニーに出席。ゲストの中で一際目立ったのが東京Ｖのラモス瑠偉監督（４９）。闘志あふれるプレーを披露した。「昨日の負け（水戸戦で１―４）で全然眠れなかったけど、それとこれとは別。この２人の選手のために駆けつけた」とラモス監督。観客席からは「ヴェルディはいいのか？」というヤジも飛んだが、途中から横浜Ｍの背番号１０のユニホーム姿で出場するなど、試合を盛り上げた。

　◆柳氏２発安永氏６発　引退試合は横浜Ｍ・ＯＢと静岡県連合スターズの２チームに分かれ、３５分ハーフで行われた。柳氏は「横浜Ｍ―」、安永氏は「静岡―」のＦＷとしてプレー。柳氏がＰＫから２得点すれば、安永氏は３発のＰＫを含む６得点とゴールを量産した。同クラブでＪ制覇を果たすなど黄金期に貢献した柳氏は「僕とマリノスの関係は本当にありがたい」と満面の笑み。今後は日韓を拠点としてサッカースクールなどに力を注いでいく