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日産自動車の志賀俊之最高執行責任者(COO)が25日、横浜Mへの出資比率の将来的な引き下げを検討していることを25日、明かした。今月から日産自動車本社が横浜・みなとみらいに移転となったことを受け、同日、横浜Mイレブンが新社屋を訪問し、来月2日と6日に予定されるナビスコ杯準決勝、川崎戦に向けた壮行会を実施。その際、志賀COOは「一企業の経営に左右されるより、複数の地元有力企業に支えられた方がいい」と話した。

 現在、日産自動車はマリノス株の93%を保有。このため、クラブ経営も親会社の業績に影響される部分が大きい。リスクの分散と地元密着の推進という視点から、出資比率の引き下げを検討しており、横浜Mの嘉悦朗社長代行(53)も「これは決してネガティブじゃなく、ポジティブなもの。横浜の市民に支えられ、受け入れられるようにしていきたい」と説明した。
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