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横浜Mがチーム力の底上げに向け、神奈川県内のJクラブと“タッグ”を組むことが1日、分かった。早野宏史監督(51)は「実戦感覚をもたす意味でもゲームをやった方が分かりやすい」とし、公式戦以外にも練習試合などの実戦を多く取り入れることを示唆。特に川崎、横浜C、湘南など神奈川県内のクラブと定期的に試合を行う予定で、選手の育成に力を注ぐ構えだ。

 指揮官は先月末のプレスカンファレンスで川崎の関塚隆監督や横浜Cの高木琢也監督らと会談。「融通が利く形で練習試合をやっていこう」と話し合った。横浜Mはチームの新陳代謝が今季のテーマの一つで、実戦不足の若手にとっては絶好の機会となる。試合形式にこだわるのではなく、選手に実戦の場を提供することが重要。早速、7日には湘南と練習試合も決定した。

 この日は横浜市内で非公開練習を実施。開幕戦の甲府戦(3日)に向けた紅白戦では18歳の新人MF長谷川が主力組のボランチでプレーするなど、有望な若手は多い。「年間を通していろんな選手が出ていかないといけない」と指揮官はチーム強化に意欲をみせた。
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