横浜Ｍ・松田５日天皇杯強行も

横浜Ｍの主将、ＤＦ松田直樹（２９）が５日の天皇杯４回戦、愛媛ＦＣ戦（三ツ沢）に強行出場する可能性が３１日、出てきた。右ひざを痛め、１０月１４日のＧ大阪戦から試合を欠場。リハビリを続けてきたが、同日の練習に合流した。「ひざが壊れるまでやろうと思う。ひざがロックしたら手術するしかないけど。監督からいけと言われればいく」と愛媛ＦＣ戦に向け、強い覚悟をにじませた。

　右ひざの状態は万全ではなく、すでにクラブとの話し合いでオフに手術を行う方針を固めている。それでも、本人は「普通の動きは平気だし、シーズンが終わるまではやりたい」と決意。水沼貴史監督（４６）も「そういう気持ちになってくれているのはうれしい」と状態次第で起用することを示唆した。天皇杯は今季のタイトル奪取の最後のチャンス。松田も不屈の闘志で全力を注ぐ覚悟だ。