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横浜MのU―17W杯日本代表MF水沼宏太(17)は甲府戦(小瀬)の後半37分に途中出場。史上3組目の親子Jリーグ出場を飾った。
同点で迎えた後半36分、横浜Mの早野宏史監督(51)はこの試合唯一のカードを切った。まだユース所属のUー18(18歳以下)日本代表の水沼が右MFとしてピッチに。17歳247日のJデビューは、17歳281日のFW阿部祐大朗を抜き、クラブ史上最年少だ。
見せ場は後半40分。FW坂田の左からのクロスに飛び込んだが、右足シュートは枠をそれた。2分後にはドリブルで中央に切れ込み、FW大島に絶妙な縦パス。ロスタイムを含め約11分間、ぬれたピッチにもほとんどミスなく攻撃に絡んだ。本人は「何もできなかった。満足できない」と振り返るが、確かな可能性を感じさせた。
スタンドでは父の貴史コーチ(47)も見守った。「緊張はしなかった」という息子に、「そういう強さがあいつの持ち味。普通にこなせていたと思う」と及第点を与えた。
来季のトップ昇格を控えた水沼の早期起用を決断した早野監督も「最大の持ち味は右足のキック。あれを磨いて、ベッカムのような選手になってほしい」と期待。日本代表と横浜Mのスター選手だった父の後を追うように、水沼が大きな一歩を踏み出した。
同点で迎えた後半36分、横浜Mの早野宏史監督(51)はこの試合唯一のカードを切った。まだユース所属のUー18(18歳以下)日本代表の水沼が右MFとしてピッチに。17歳247日のJデビューは、17歳281日のFW阿部祐大朗を抜き、クラブ史上最年少だ。
見せ場は後半40分。FW坂田の左からのクロスに飛び込んだが、右足シュートは枠をそれた。2分後にはドリブルで中央に切れ込み、FW大島に絶妙な縦パス。ロスタイムを含め約11分間、ぬれたピッチにもほとんどミスなく攻撃に絡んだ。本人は「何もできなかった。満足できない」と振り返るが、確かな可能性を感じさせた。
スタンドでは父の貴史コーチ(47)も見守った。「緊張はしなかった」という息子に、「そういう強さがあいつの持ち味。普通にこなせていたと思う」と及第点を与えた。
来季のトップ昇格を控えた水沼の早期起用を決断した早野監督も「最大の持ち味は右足のキック。あれを磨いて、ベッカムのような選手になってほしい」と期待。日本代表と横浜Mのスター選手だった父の後を追うように、水沼が大きな一歩を踏み出した。
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