忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

闘志に火が付いて/横浜M
 久々の上位相手の試合で眠っていた闘志に火が付いた。川崎の猛攻を前に全員で奪った勝ち点1の価値は大きい。

 立ち上がりからシュートの嵐にさらされたが、前半4分にはGK榎本がFW鄭との1対1を好セーブ。ポストやバーにも助けられながら、嫌な時間帯をしのぎきった。「バタバタした時間に失点しなかったのは大きい」(DF栗原)。42分のDF中沢の先制ゴールは、その先にあった。

 後半は相手の3トップへの対応を修正するため4-4-2へとシステム変更。「(修正後は)相手もやりづらそうだった。柔軟な対応ができたのはよかった」と中沢。両サイドのスペースを消すこの采配(さいはい)も当たった。

 後半35分には、守備的MFに上がっていた小椋が2枚目のカードで退場。だが、それも警戒するMF中村、FWジュニーニョから自由を奪った気持ちの入った守備の裏返しだ。27分の中沢のオウンゴールも、攻守に奮闘したそれまでの貢献を考えれば責められない。

 勝ち点1を分け合ったが「こっちは10人になっていたし、相手の方が悔しい気持ちは強いはず。ギリギリのところで引き分けられたのは大きい」と中沢。これで13位へ浮上。中位グループの背中も見えてきた。



遠ざかる逆転劇/川崎
 MF中村は終了と同時に大の字で倒れ、FWジュニーニョは取材エリアを避けて競技場を去った。逆転優勝へ勝ち点3が欲しかったはずの「神奈川ダービーマッチ」。自慢の攻撃陣が2戦連続で“完封”されたショックは大きかった。

 開始2分に黒津の左足ミドルで漂ったゴールの予感も、やがてもどかしさに変わる。同4分にGKとの1対1を逸した鄭大世は、「入らない時はとことん入らない」。20分後にもゴール右からの強烈なシュートがクロスバーをたたいた。

 ジュニーニョに至っては10戦不発。痛む右足裏をかばうせいか、この日も本来の切れがない。指揮官は「得点以外の部分での貢献度は大きい」とフル起用を決め込むが、2節前まで8戦負けなしの陰に隠れていたエースの不振が、勝負どころでじわりと響く。

 夏場から取り組む4―3―3システムは「6人で守って4人で攻める」(高畠監督)戦い方でもある。役割分担が明確ならば、責任の所在もしかり。「後ろ(守備陣)は一生懸命我慢してチャンスをつくったのに、決めてくれないと…」と中村。残り8戦、遠のいた優勝争いを案ずるより先に、信頼回復のゴールが欲しい。


木村語録
「相手が上と意識してか序盤消極的だったが、いい時間帯に1点取れたので修正は楽だった。オウンゴールは仕方ない。勝ち点3取れたゲームだが負けなくて良かった」

高畠語録
 「勝ち点1をプラスに考えたい。ゴールが遠い? 最後に相手を上回るだけのスピード、パワーが必要。あとは絶対にゴールを奪うんだというハートの部分だと思う」
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI