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後半16分。FW坂田のグラウンダーのクロスに合わせた右足シュートがゴール右に外れると、MF山瀬功は天を仰いだ。驚くことに、これが山瀬功が放ったこの日最初のシュートだった。

 シュート数自体は相手の倍の14。だがこの日の横浜Mは、総じてゴール前の貪欲(どんよく)さに欠けた。ペナルティーエリアへあと一歩のところまでボールを運びながら、横パスを選んでミスを繰り返す。

 「横パスばかりでは厳しい。くさびのボールがない」と嘆く山瀬功だが、いいころの10番には展開や相手守備をものともしない、ゴールに向かう圧倒的な突進力があった。

 桑原監督が抱く歯がゆさも同じところにある。後半18分にはFW大島ではなく、今季公式戦出場なしの20歳のFW斎藤陽を投入。がむしゃらにゴールを狙う若武者の起用には「積極的にシュートを打て」というメッセージが込められていた。

 「短い期間でも話し合って意識を統一したい」と敗戦にも前を向いた山瀬功。ホームでの第2戦を残し、勝ち上がる望みはまだある。だが、ゴールに向かう姿勢がなければ、地の利があっても同じシーンが繰り返されることだろう。
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