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Jリーグ1部(J1)横浜Mは17日、横浜市西区の日産グローバル本社で「新体制発表会」を開き、今季の選手やスタッフの陣容を披露した。今季から指揮を執る木村和司監督(51)は、1試合2得点以上と攻撃力の向上を掲げ、「わしの考えをぶつけて選手が応えてくれれば、優勝争いをするチームに必ずなる」と意気込んだ。

 新加入選手は、この日獲得が正式発表されたアルゼンチン人FWバスティアニーニ(27)ら4選手。大宮から獲得した元日本代表DF波戸康広(33)は、6季ぶりの古巣復帰となった。

 今季のキャッチフレーズは「ACTIVE(アクティブ)」。活発で積極的な姿勢を維持できるチームでありたいとの思いを込めたといい、下條佳明チーム統括本部長は「総力を結集し、クラブの再生と進化を実現させます」と力強く宣言した。

 チームは18日に同区のマリノスタウンで始動。来月4日から宮崎市でキャンプに入る。


■トレーニングの重要性強調

 昨年末の就任会見で、選手の自尊心をくすぐるように「へたくそ」と言い放った木村監督。その真意を明かすべく、この日強調したのは、トレーニングの重要性だ。

 「どっかのえらい監督は試合中に考えて走れとか言ってるみたいだけど、今のサッカーに考えるひまはない」。オシム前日本代表監督の言葉を引いて会場の笑いを誘うと、「だからトレーニングの時にいかに考えてできるか」と続けた。

 嘉悦朗社長が新監督に期待を寄せるのも、まさにその部分。課題である得点力の向上に必要なのは「(チームとして)引き出しをどれだけもっているか。それを(選手)個人の裁量に任せるのはおかしい」と、多くの引き出しと技術を持つかつてのスター選手の指導力に懸けた。

 新加入選手4人に目玉と呼べる存在はなく、この日発表された新外国人も、実力は未知数。一挙手一投足に注目が集まる指揮官の華やかさと比べれば、地味な印象は否めない。だがそれも逆にいえば、トレーニングで底上げができれば、現有戦力で「優勝争い」に十分絡んでいけるという自信の表れだ。

 「キックひとつとっても精度が低すぎるもん。教えちゃる、わしが」。新監督の口調は、最後まで歯切れが良かった。
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