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チームを救う一撃
 7試合ぶりの勝利を引き寄せたのは、やはり7試合ぶりに挙げた先制点。FWロニーの右足が停滞していたチームを救った。

 後半10分。ペナルティーエリア外でボールをキープすると、相手DFのすきを突いてミドルシュート。ゴール右すみに鮮やかに突き刺し、「(公式戦)3試合ゴールがなかったのでうれしいね」と喜びを口にした。

 今季は先制を許す苦しい展開のゲームが多いが、逆に先制点を奪った試合は7戦全勝。「きょう一番大切なのは試合に勝って次に進めることができたこと」と勝利につながるゴールに満足そうだった。



2年越しの宿願果たす
 「今日に限っては内容より結果」-。6年連続の決勝トーナメント進出を決めた試合後、DF田中裕はため込んだ重圧を吐き出すようにして言った。引き分けでも2位通過は濃厚。それでもこの日ばかりは、どうしても勝たなければいけない理由があった。

 1年前の1次リーグ最終節の柏戦。残り10分で0-3と大量リードを許しながら、他会場の経過から予選突破は確実に。「負けているのに最後は時間かせぎもした。情けない試合だった」(DF河合)。勝って自力で決めることは、2年越しの宿願だった。

 2日前に故障で離脱したDF栗原の穴を河合が埋め、空いた守備的MFのポジションで先発2試合目の小椋が何度も体を張った。「技術や戦術ではなく、メンタル面で上回っていた」。恒例ともなった指揮官のせりふだが、これ以上ぴったりな試合もそうはあるまい。

 後半10分のFWロニーのミドルを除けばシュートはことごとく精度が低く、組織的な攻撃の形は依然みえてこない。準々決勝のG大阪戦に向け、課題は少なくない。

 だが、つかめそうでつかめなかった勝利に、40日ぶりに手が届いた。長く苦しかったトンネルは抜けた。この日ばかりは、その事実に浸りたい。
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