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「力の差が激しく出たね」とは、窮地にさらされ続けたGK榎本哲の感想。失意の1年を締めくくったのは、光明を見いだすのが困難な完敗だった。

 前半2分、ロングボールからFW坂田が先制。だが淡い期待は、すぐに砕かれる。

 正確さの中にアイデアをちりばめたG大阪の攻撃に、まったくプレスが効かない。好きなようにパスを回され、クリアすらおぼつかなかった。詰められても間合いを保つG大阪の選手に比べ、横浜Mは慌ててはバックパスで逃げ、球をけり出した。

 この1年で日本代表に呼ばれたのはG大阪と同じ6選手。両者に生まれた力の差は何なのか。それをMF吉田は「サポートのよさの違い」と言う。球を持った際の選択肢の数が少なく、結果、手詰まりとなる。吉田は「ことしはずっとそうだった」と振り返る。

 サポートを生むのはチャレンジを続けるポジティブな姿勢であり、統一された戦術であり、文字通り一人一人が支え合う気持ちだ。今季、横浜Mにはいずれもが欠けていた。フロントに至っては、チーム再建の旗印となる来季の監督人事をいまだ示すことができず、一枚岩であるべき選手との間に不信感から溝が生まれつつある。

 無償で応援を続ける”サポーター”はこの惨敗にも最後はブーイングではなく激励のコールを選手に送った。クラブ首脳はこの意味を真剣に考えるべきだ。
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