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昨季何度も見た光景だ。ロスタイムにセットプレーから失点してドロー。「何とかなるだろうという甘さが出た」とは岡田監督。「しっかりやれば勝てた」とは主将松田。どちらの言葉もやはり、繰り返し聞いたものだ。
 選手は「マークの確認が足りなかった」と口をそろえる。今季ここまでは、それでしのげていたのが甘い罠(わな)。監督は「これは警告だ」と受け止めた。
 敵将が「最初から最後まで相手が上回っていた」と言うように、中身は勝ちゲームだった。MF田中隼は先制点を挙げ、DF河合も安定。FW大島は機転の利いたポストで何度も好機を演出した。中沢、奥、久保という3本柱を欠きながら代役が結果を出し、変わらぬ強さを見せた。
 だからこそだろう。監督は試合直後のロッカールームで語りかけたという。「良いサッカーができても優勝はできない。最後の数分間、全員がキャプテンのつもりでやっていたか? それをよく考えてほしい」
 監督就任4年目。指揮官が恐れるマンネリ化でその言葉が選手に届かないのなら、チームは不毛の「たら、れば」に苦笑いするしかない。それでは、王座を失った昨季と同じだ。

◆田中隼が今季初ゴール
今季リーグ戦初先発の右MF田中隼が先制ゴール。後半ロスタイムに同点とされにヒーローになりそこねたが、存在をしっかりアピールした。
 後半17分、ペナルティーエリア深くまで侵入。フリーになると逆サイドへ右足を振り抜いた。ボールは敵味方の間隙を縫うように、そのままゴールネットに刺さった。「コースを狙ってけっただけ」と田中隼。サポーターに向けて歓喜のガッツポーズを繰り返した。
 3月29日のナビスコ杯の活躍でつかんだ先発だった。結果を出したが追いつかれたこともあって、浮かれる様子はなし。「試合に出るためにもっとアピールしていきたい」とどん欲だった。
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