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得点王に仕事させず
 2戦連続先発出場のDF金根煥が完封勝利に貢献。昨季のリーグ得点王FWマルキーニョスを前にしても一歩も引かなかった。

 リーグ屈指のブラジル人FWを「以前からテレビで見ていて、うまいとは感じていた」という金。「マルキは右足だけでけるから気をつけろ」というDF中沢からのアドバイスを忠実に守り、ペナルティーエリアへの侵入を許さなかった。

 同世代で同じ韓国人の左DF朴柱昊との対戦には、「日本に来てからも連絡を取り合っていた。こうして日本で一緒にプレーできてうれしい」と笑顔を見せていた。


冷静に勝ち点1得る
 リーグ2連覇中の王者・鹿島相手にスコアレスドロー。真っ向勝負を望む指揮官には不満の残る結果でも、敵地で守りきった勝ち点1には数字以上の重みがあった。

 鹿島に中盤を支配され始めた後半、DF中沢は「流れが向こうにあったので、攻めなくていいと声を掛けた」。あえて最終ラインを下げることで最後の一線を割らせず、同44分のFWマルキーニョスのヘッドに肝を冷やしながらも、90分をゼロで守りきった。

 若いイレブンに「大人の戦い方」をさせたのは、第4節の新潟戦で味わった苦い経験だった。同点の後半ロスタイムに勝ちを焦って攻め急いだ結果、カウンターから失点。貴重な勝ち点1を手放した悪夢を、繰り返すことはなかった。

 前節の初勝利から続く流れをいい形でつなぐ、2戦連続の無失点。「ゼロで抑えるのが最低限の仕事だから」(GK榎本)。伝統の堅守に復調の兆しがみえたのは、立ち上がりでつまずいた選手にとって大きな自信になる。

 「引き分け狙いのサッカーをしていないので、結果には不満」。試合後、ただ一人木村監督の表情は晴れないが、今の横浜Mは王者でも何でもない。一段飛ばしで高みを目指しても足を踏み外すだけ。「一つずつ階段を上っていかないと」。中沢はそう言い残して、次の試合に目を向けた。


選手のコメント
DF中沢 (ボールを)回され始めた時点で鹿島のリズム。慌ててバタバタ攻めなかったのがよかった。意思統一がされていた。

DF松田 DF的にはラインが低かったのが課題。もっと攻撃を助けてあげないと。(次の名古屋戦は)今度こそアウェーでたたきたい。

FW渡辺 自分としては負けなかったのが大事。ただ、チャンスにはしっかり決めないと。(大迫との新人FW対決に)ルーキーには負けたくない。
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