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22日の第7節大分戦でJリーグ一部(J1)横浜Mの”山瀬兄弟”がそろってゴールを記録した。2004年5月5日の広島・森崎兄弟以来となる快挙は兄・功治(25)の影に隠れていた弟・幸宏(23)の台頭があってはじめて実現した。プロ5年目で初ゴールを挙げた山瀬幸は「これで兄貴と比較されるようになるかな」と同じステージに立てるようになったことを喜ぶ。常に先を歩んできた兄の背を追い掛けるように同じ道を選んだ弟。これからは「2人の山瀬」に注目だ。
プレーで会話する兄弟
22日の大分戦。MF山瀬幸宏が前半11分に先制弾を決めると、真っ先に駆けつけたのが兄のMF山瀬功治だった。プロ5年目で公式戦初ゴールを挙げた弟の頭をはたき、手荒い祝福を浴びせた。すると後半43分には弟からのパスを兄が得点。うれしいアベック弾となった。
ただ、幸宏が「フリーの選手がいたから」とそっけなくこたえると、功治も「たまたまです」と苦笑い。たたえ合うことは決してなかった。
3歳違いの兄弟だ。しかし、歩んできた道のりは異なる。功治は2005年に浦和から主力として、横浜Mに移籍加入。脚光を浴びる兄に対して、幸宏はサテライト暮らしが長く続いた。「トップとサテライト。練習から立場が違うので、話もできなかった」と幸宏。
今季、先発に名前を連ねるようになり、「最近は兄貴から戦術の話をされるようになって、呼び止められるようになった」と幸宏。主将の中沢は「2人が会話をしているる姿はあんまり見たことがない。プレーで会話している」と話す。
ただ功治は練習の中で弟の成長を感じている。「普段やっているプレーが、実戦で出せるようになっている。得点しても驚かない。これくらいできると思っていたから」と目を細めた。22日は幸宏の23歳の誕生日だった。兄からの特別なプレゼントはなかったが、近日中に食事へ行く約束を交わしている。もちろんサッカーの話をするつもりだ。
プレーで会話する兄弟
22日の大分戦。MF山瀬幸宏が前半11分に先制弾を決めると、真っ先に駆けつけたのが兄のMF山瀬功治だった。プロ5年目で公式戦初ゴールを挙げた弟の頭をはたき、手荒い祝福を浴びせた。すると後半43分には弟からのパスを兄が得点。うれしいアベック弾となった。
ただ、幸宏が「フリーの選手がいたから」とそっけなくこたえると、功治も「たまたまです」と苦笑い。たたえ合うことは決してなかった。
3歳違いの兄弟だ。しかし、歩んできた道のりは異なる。功治は2005年に浦和から主力として、横浜Mに移籍加入。脚光を浴びる兄に対して、幸宏はサテライト暮らしが長く続いた。「トップとサテライト。練習から立場が違うので、話もできなかった」と幸宏。
今季、先発に名前を連ねるようになり、「最近は兄貴から戦術の話をされるようになって、呼び止められるようになった」と幸宏。主将の中沢は「2人が会話をしているる姿はあんまり見たことがない。プレーで会話している」と話す。
ただ功治は練習の中で弟の成長を感じている。「普段やっているプレーが、実戦で出せるようになっている。得点しても驚かない。これくらいできると思っていたから」と目を細めた。22日は幸宏の23歳の誕生日だった。兄からの特別なプレゼントはなかったが、近日中に食事へ行く約束を交わしている。もちろんサッカーの話をするつもりだ。
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