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Jリーグ1部(J1)で10日、横浜FCと横浜Mが対戦する「横浜ダービーマッチ」。両チームの監督はそろってキーマンに攻撃的MFを挙げる。トップ下でタクトを振るう横浜FC・奥大介(31)と、開幕ゴールで波に乗る横浜M・山瀬功治(25)。奧は横浜Mを戦力外になり今季横浜FCに移籍した。互いの技術を認め合う2人の意地とプライドがピッチで交錯する。

☆奥越えで輝き本物へ/MF山瀬功
 敵将・高木琢也監督が警戒する。「攻守で1番危険な選手。自由にやらせないようにしたい」。MF山瀬功治。横浜Mを開幕戦で救った男だ。決勝点をはじめ、得意のドリブルで果敢に攻めた。しかし、もう過去の話。7日の練習後、「大事なのは反省点を修正して、次戦に臨むこと」とさらりと言った。

 注目の一戦を前に、山瀬功は「あくまでもシーズン34試合の一つにすぎない」と静かに語る。だが、「大さん(奥)と万全な状態で向き合えるのは、一つの楽しみ」とも。2003、04年の横浜Mの連覇を支えた奥大介。05年に浦和から加入した山瀬功は元日本代表の存在を「ボールの扱い、パスの精度…。スキルが高く、一緒にいるだけで学ぶことが多かった」と良き手本にした。

 リーグ戦のピッチで2人一緒にフル出場したことは2年間で一度もなかった。ともにけがに悩まされ、同じ苦しみを味わった。そして、敵味方に分かれて迎える”ダービー”。山瀬功は「得点を取れるチャンスがあれば、どんどん狙う」。偉大な先輩を目の前で超えるつもりだ。





☆新加入31歳の司令塔/MF奥
 高木監督は「攻撃の軸は久保。マリノスでコンビを組み、久保の生かし方を知る奥が勝敗を左右する」と新加入の31歳の司令塔への期待感を隠さない。

 もっともダービーマッチで期待するのは広い視野からのクロスや積極的な飛び出しだけではない。「年を重ねた分だけいろいろな経験をし、それだけに感じるものもあるだろう」。横浜Mから事実上の戦力外通告を受け、横浜FCに移籍してきた。雪辱の思いがきっと力を与えるはずだ。

 開幕ゴールを挙げた後輩の活躍が奥の闘志を一層かきたてる。「功治(山瀬)は調子いいみたいだからダービーで勢いを止めないと」。2年間、山瀬の成長を見てきただけに、能力の高さを理解する。「功治の飛び出しは要注意。昔から速かった」

 2週間前、横浜Mの選手数人と夕食をともにした。その中に山瀬もいた。「『前に出てくるなよ』とプレッシャーをかけておいた」。笑いながら、すぐ真顔になった。「出てきても、負けないですけど」。勝利を譲るつもりは毛頭、ない。
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