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☆上野スーパーロング
 守備的MF上野が見事なロングシュートで先制点を挙げた。

 前半18分。こぼれがフリーの上野の元へ。ゴールまでは約30メートル。「(直前に同じようなシュートがあったので)いいイメージで打てた」。右足を振り抜き、低い弾道でゴールネットに突き刺した。

 16日の福岡戦では10人の数的不利の状況で攻守に存在感を示した。サッカー専門誌の2誌がチーム最高の評価。この日も冷静な球さばきでゲームメークした。だが決勝進出はならず、試合後は「リーグで(頑張ります)」と言葉少なだった。


☆松田執念のゴール
 松田の勝ち越しゴールは、まさに執念の一発だった。

 直前に手痛い失点で同点になると、自ら進言してFWの位置へ。決勝進出に必要なのは2点差。迎えた後半37分、ロングボールをFWハーフナーが落とすと、松田は遮二無二ゴールへ突進。バランスを崩して倒れたが、ちょうど落ちてきたボールを、転んだままかかとでキックすると、そのままゴールへ。「どこに当たったかは全然覚えていない。とにかく点を入れたかった」

 その後も惜しいループシュートを放つなど見せ場をつくったが、最後は及ばず。「貴史さん(水沼監督)を胴上げしたかった」と肩を落としていた。




☆これからも攻撃的に
 2―1で勝ち、勝敗数と得失点では並んだが、アウエーゴール数によりナビスコ杯の敗退が決まった。

 スコアが示す通り内容で鹿島を上回った。出足が速く、集中力も高い。守備は危なげなく、攻撃でもMFが1トップの大島を追い越す形で好機を演出した。前半18分にはMF上野が先制弾。「やられる感じはなかった」とDF松田。逆転決勝の気配は濃かった。

 だが後半32分。FWハーフナーを投入した直後のFKだった。柳沢をハーフナーがマークし切れず、失点。「集中力が少し欠けていた。一番恐れていた形」。水沼監督の嫌な予感は当たってしまった。

 ただ上野の美しいロングシュートや松田が執念で奪った勝ち越しの泥臭いゴールなど、観衆を引きつける試合ではあった。試合後のサポーターの声援はいつもより大きく、長く続いた。

 状況はいま、尻すぼみに終わった昨季に近い。リーグ戦の優勝争いからは遠く、ナビスコ杯も同じく準決勝敗退。だが田中隼は言う。「今日のような攻撃的なサッカーをすれば自然と勝てるし、サポーターも喜ぶ。これを続けていきたい」。横浜Mは変わったと胸を張って言うためにも、戦いをやめてはいけない。
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