忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

闘う気迫感じられず
 いつも冷静で温厚な桑原監督が、ハーフタイムにカツを入れた。選手のメンタル面にふがいなさを感じ、「闘っていない。ひたむきさがない。もっと気持ちを出して激しく行け」と声を荒げたという。しかしその効果は後半に表れなかった。

 後方からチームを見ていたDF陣も同じ感想を持っていた様子。栗原は「点を取ってやろうという気迫がまったく感じられなかった」。中沢も「マンツーマンの相手を崩すには相手より多く走るしかないのに」と攻撃陣に対する不満を口にしてスタジアムを去った。


ベスト布陣のはずが…
 右ひざの負傷で欠場を続けていたMFロペスが公式戦4試合ぶりに先発出場。ピッチに並んだ11人は開幕戦と同じ顔ぶれ。”ベスト”の布陣のはずだった。しかし-。

 まずは守備にほころびが見えた。前半31分。前線でくさびになったFWロニーが相手DFにボールを奪われると、前掛かりになった中盤にはロペスも松田も山瀬功もいない。エアポケットのように広がった中央を独走され、豪快なミドルで先制を許した。

 攻撃面でもトップ下のロペスが一人で局面を打開しようとするが、孤立しがちでチームとしてのリズムが生まれない。FW大島は「周りが動いて引き出してやればよかったが」と悔やんだが、ロペス不在の攻撃陣を引っ張ってきたMF山瀬功も、守備的MFにポジションを下げたこの日は中盤をさまよい続けた。

 「ロペスに限らず今日はチームが悪かった」と話した桑原監督も、後半32分にはしびれを切らしたようにロペスを下げ、トップ下に山瀬功を上げた。だが残された時間はあまりに少なすぎた。

 ロペスと山瀬功。攻撃的な2選手の共存というテーマは開幕から1カ月半がすぎた今も答えが出ないまま。「何も内容のない」(DF中沢)1敗を喫し、ベストは何なのかを再考せざるを得ない。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI