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前半41分。ピッチの端で両手を交差させ、プレー続行不能の意思表示。DF中沢はスタッフに付き添われ、交代選手の準備を待つことなくピッチを去った。今季のリーグ戦30試合、計2700分。チームでただ一人フル出場を続けていた要を失うと、自慢の堅守はもろくも崩れ去った。

 「決定力の差。3点とも全部うまかった」とはDF栗原の弁。確かに、3失点はいずれも相手を褒めるしかないスーパーシュート。中沢が抜けた後も、代わってセンターバックに入った松田を中心に、カウンターの芽を何度も摘み取った。「混乱はなかった」。木村監督も強調する。

 だが、開始2分に先制する理想的な展開にもかかわらず、今季初の逆転負け。結果として3失点は、5月の東京V戦以来21試合ぶりの屈辱だ。終盤に立て続けに失点を重ねる姿は、「大崩れはない」と語っていた指揮官にとって、想像すらしなかったものだろう。

 これで暫定12位に後退し、他チームの結果次第で再び入れ替え戦もちらつきかねない状況だ。

 中沢不在の影響はチーム内にとどまらない。岡田ジャパンの主将として、いまやW杯予選の行方そのものを左右しかねない立場。本人ならずとも、ただ「軽傷であることを祈る」しかない。
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