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坂田が本格復帰の兆し
 前節先発復帰したFW坂田が、先制弾を挙げるなど本格復帰を印象付けた。

 前半6分、クロスを頭で決め、流れを呼び込む。「ヘッドはよく打つけど、入るのは珍しいよね」とおどけて見せた。だがそれよりも、88分間とほぼフル出場し、「少し前まではできなかった動きが、だいぶできるようになってきた」とうれしそう。座骨神経痛の不安も収まり「これからだね」と口調が明るい。

 水沼監督も「坂田は本来、チームの中心になってほしい選手。使って、自信をつけさせたかった。あれだけできたのは非常にうれしい」と手放しで喜んでいた。


リスク背負っても前へ
 終了の瞬間、水沼監督はこれまでになく力強いガッツポーズを見せた。「リスクを負ってでも前へ。それができた」。勇気を持ってアタックする。人が動き、ボールも動く。理想とする形で、ナビスコ杯準決勝で敗れた鹿島の鼻を明かした喜びが、拳の握りを強くした。

 前半6分、MFドゥトラのクロスにFW坂田が合わせる。「自分でも高く跳んだなって思った」。自身も驚く高さのあるヘッドになった理由は動き出しの早さ。マークが遅れ、フリーだったからこそ高く跳べた。MF山瀬功の得点もそう。自陣からの速攻が成功したのは、選手が一気に上がったからだ。

 監督は試合前、選手にこう話した。「こんな順位でも、常に来てくれる人がいて、年に一度の観戦を楽しみにしている人がいる。そんな人たちに応えよう」。選手は「前へ」の意思を強く持ったサッカーを、その答えとした。

 かつてJ屈指の人気クラブだった鹿島はタイトルから長く遠ざかり、観客が大幅に減少。アウエー席は空席が目立った。今季残りホームゲームは2試合。鹿島を他山の石とし、この日のような魅力的なサッカーを忘れたくない。
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