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試合連続勝ち星なしという結果にも、岡田監督は自信満々に言った。「レギュラークラスが7人抜けて、ここまでできるチームはない。まだ強いチームだと思っている」。ただ、DF栗原はつぶやいた。「弱いな、うちは」。2人が意図する「強さ」は、同じようで違う。
 立ち上がりから劣勢を強いられ、先制点を許しても大島と松田のゴールで息を吹き返した。後半からは試合の主導権を握った。「本職がいない」と監督が言う中盤が、逃げ腰にならずにゲームをつくったのは確かに称賛に値する。つまり監督が言う「強さ」とは、披露したサッカーそのものを指す。
 一方、栗原が意識する「強さ」は勝負強さのことだ。決勝点を奪われ方が象徴的。中沢のクリアミスをG大阪・前田に押し込まれた。2年目の狩野が奪った値千金の同点弾のすぐ後。勝負所でミスが出るもろさは、弱いチームの典型だ。
 岡田監督は「ここを我慢して乗り切れば(巻き返して)いけると思っている。やり方を変えるつもりはない」と言う。
 就任4年目の今年、監督は新たな挑戦として、選手自身の自主性を重んじることで「突き抜けるような感じ」を追い求めている。その芽生えは見えている。ただ、2つの「強さ」が掛け違い、結果が付いてこない間に、選手から躍動感が消えていくのが怖い。


◆狩野ら若い力が光る
 失意の敗戦の横浜Mだが、若い力が光明となった。
 まずはMF狩野。12日のナビスコ杯でプロ初ゴールを挙げた2年目が、2戦連続弾。後半29分にこぼれ球をがら空きのゴールに押し込んだ。それでも「自分が取っても、勝てないと全然気持ちが違いますね」と表情は暗い。
 ルーキーのFWハーフナー・マイクはJリーグ初の親子出場となるプロデビュー。3-4と勝ち越された後半38分から登場し、前線にボールを放り込む展開で「前で起点になってくれ」(岡田監督)という期待に応えた。だがシュートはゼロに終わり、「悔しい。次はシュートを打ちたい」と、こちらも唇をかんでいた。

◆松田が今季初ゴール
 主将松田が今季初ゴールを挙げた。
 1─1の前半40分、CKをドゥトラがける直前だった。ゴール前から後方へポジションを移動。ゴールまで約20メートル、弾みながら目の前にやってきた球をそのまま右足でたたき込んだ。
 ただ、試合は4失点で惨状。DFとしての責任を感じてか、試合後松田は「ゴールは別になんでもない」と険しい表情。「気持ちがこもっていただけに悔しい。次につなげるしかない」と必死に前を向こうとした
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