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初先発田中裕いきいき
 桐光学園高出身の2年目、DF田中裕介がリーグ戦初先発で好パフォーマンスを見せた。

 最も得意とする4バックの左での起用。公式戦の出場自体は3度目とあって、水沼監督も「堂々とプレーしていた」と合格点。持ち味である前後への激しい動きで、序盤から攻撃にも積極的に絡み、後半6分には自ら持ち込んで惜しいミドルシュートを放った。守備でも千葉の日本代表MF山岸に仕事をさせず、「いい勉強になりました」と手応えをつかんだ様子だ。

 ドゥトラの帰国で天皇杯も出場濃厚。「今がチャンスなので、自分をもっと表現出来るように頑張りたい」と上気した顔で語った。


ラストタイトルへ期待
 終わり良ければすべて良しとはいかないが、最終戦は希望の持てる好ゲームであった。

 運動量が多く、前線からの守備が機能。プレスが相手のパスコースの限定につながり、全体が引き上げられた。コンパクトになった中盤からはMFが小気味よく前線へ抜け出し、好機を量産。その流れで先制点を決めたFW坂田は、「運動量が空回りするのではなく、かみ合った。結果も内容もよかった」と満足げに笑う。千葉のお株を奪うような展開だった。

 リーグ戦残り5試合で4バックへシフトした水沼監督は当初から「(9日に控える)天皇杯までにめどがつけば」と話していた。最終戦に理想的な形が見え、「やりたかったことを選手たちがわかってきたかな」。就任後の成績は7勝7敗1分の五分となり、「負け越して終わるのとは全然違う」。入団2年目のDF田中裕やMF狩野が戦力となって完勝したのだから喜びもひとしおだ。

 監督交代など厳しい1年だったが、9位とどうにか昨季に肩を並べた。試合後に何度も響いた「水沼コール」には、最低限の義務は果たした指揮官へのねぎらいと、残るラストタイトルへの期待が込められていた。
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