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皇杯全日本選手権3回戦(1日、日産スほか)横浜Mは、J2のC大阪を破って勢いに乗る福島ユナイテッドFCをまったく寄せ付けず、貫禄(かんろく)を見せつけた。「侮ったら必ずやられるぞ」。そう言って選手を引き締めた木村監督は「序盤から本当に集中してやってくれた」と納得顔だった。

 確実にパスをつなぎ、前半11分に渡辺が先制点を奪うと、坂田、田中、狩野が次々に得点。波乱の多い天皇杯でしっかりと4回戦に進んだ。

 ただし、本番はここからだ。順当なら、8強入りを懸けた次戦はJ1川崎との対戦が有力だ。今季もナビスコ杯準決勝で敗れるなど、最近では同じ神奈川県に本拠を置くクラブながら、影が薄くなっている感がある。それだけに倒したい相手だ。「次もホーム(日産スタジアム)で有利だし、絶対に負けられない」と渡辺は気合十分。

 2004年のリーグ制覇以来遠ざかるタイトル獲得に向け、天皇杯が今季最後のチャンスだ。中沢は「元日(決勝)のピッチでプレーできるように、一つ一つ勝っていきたい」と、チームの気持ちを代弁した。

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横浜は前半に3得点するなどJFL福島ユナイテッドFCに快勝した。

 6試合の出場停止処分を受けていた横浜GK飯倉大樹(23)が、約2カ月ぶりとなる復帰戦を勝利で飾った。1点は失ったものの、的確な指示を出しながらゴールを守った。飯倉は「自分でも悔しい思いをした。厳しい意見ももらったけど、もう1度認めてもらえるよう頑張りたい」と話した。飯倉は9月6日のナビスコ杯準決勝の川崎F戦で、相手選手や審判を押すなどして処分を受けていた。
●木村 浩吉監督(横浜FM):

「試合間隔が1週間空く中、2日間休んで5日間きちんとトレーニングしてこのゲームに臨んだ。ここのところ、選手のコンディションが良い。今日も、そういう状態の中でスタートした。
天皇杯の前回も長崎との対戦とカテゴリーが下のチームとの対戦だった。昨日、山形が明治大に敗れたように、下のリーグのチームとの対戦はやりにくい。そのやりにくい相手に、我々はやり方を変えるのではなく、相手よりもっと集中して試合に入るようにと話した。また、侮ったら必ずやられるよと強調して、選手たちをピッチに送り出した。
先週のJ1リーグ戦のG大阪戦では、金根煥と中澤のセンターバック・コンビだったが、金根煥がトレーニングで少し痛めたので、無理をすれば頭から出れる状態だったが、ベンチスタートとした。代わりのセンターバックには、松田を置く選択肢もあったが、松田と河合のダブルボランチが安定してきているので、ここは動かさずに小椋のセンターバックとした。
立ち上がり3本ぐらいだったが、いきなり相手がシュートを狙ってきた。前から来た。しかし気をつけていたので、ウチは非常に良い入り方ができていてピンチとはならなかった。ただし中盤でボールをつなげてもいたのだが、1-0となってからも攻撃ゾーンでパスで崩そうとしている場面が多かった。かなり優位に試合は進めていたのだが、ハーフタイムで修正しようと考えていた。ドリブルで仕掛けたり、シュートを打ったりしなければ、相手は怖くないだろ、と話した。
難しいゲームになると見ていた試合だったが、F・マリノスの選手は、最後まで運動量を落とすことなく、よく戦ってくれた。
また後半の丁東浩など若い選手たちも、良いプレーをしてくれた。田代をボランチで使うプランもあったが、相手の息が上がっていたので水沼を使い、右のワイドのポジションを任せた。2度、決定的なチャンスがあったが、決めることは出来なかった。あそこまでやれているが、アンラッキーだった。けれども、あそこまではやれているので、今後もチャンスがあれば起用していきたい。
Jリーグ公式戦でもそうだが、1失点は仕方がない。相手も攻撃の練習をしている。ただ、あのコーナーキックからの失点は守れない失点ではなかったが、不注意というか気が抜けたところでやられてしまう。いい経験になった。
福島は、思った以上に頑張るチーム。後半の終盤でも、息が上がっているはずなのにドリブルで仕掛けてきた。将来、Jリーグに上がってくるチームになるのではないか。石田監督はF・マリノスの育成組織でのコーチ経験がある監督。若いが、有望な指導者だと思う」

Q:これでベスト16。改めて、この天皇杯にかける気持ちを教えてください。
「J1リーグ戦では勝ち切れず引き分けが多い(ここまで11分け)。引き分けの半分が勝ちになっていれば優勝争いに加われているのだが…。
今日の試合中に小椋がセンターバックとボランチを務め、長谷川が中盤のサイドとボランチでプレーしたように、選手たちは複数のポジションでプレーしてくれている。誰が出ても遜色のないチーム作りが出来ていると思う。
天皇杯、ぜひ決勝に進んで、優勝を狙いたい」


●渡邉千真選手(横浜FM):
「立ち上がりは相手も集中しているなか、先制点を取ることができた。あの時、自分のところにボールが来たのは偶然ですね。前半はよかったが、後半に1点しか取れなかったことが問題。
相手DFはサポーターの後押しを受けて集中していたし、気持ちが入ったプレーをしていたと思う」

●小椋祥平選手(横浜FM):
「自分が水戸時代に、一緒にやっていた選手が相手に何人かいたので、懐かしかったです。再び戦えたことは、うれしかったですね。
試合自体は前半、入り方がちょっと悪く、危ないかなと思った。けれど、ラッキーではあったが、(渡邉)千真が点を取ってくれた。点を取れるまでは厳しいと思ってましたけど、取ってからは落ちついてボール動かして取ることができた。やっていて楽しかったです」

●松田直樹選手(横浜FM):
「自分の攻撃参加が多かったのは、点を取ることが本当に大事だったから。守備は『事故』が起こらないかぎり、ある程度やられないと思っていた。早い時間帯に点が取れてよかったですね。
途中交代? 自分はおじさんだから(笑)。交代になった理由はわからない。自分から交代したわけではないです」

●河合竜二選手(横浜FM):
「難しい試合になると思っていた。試合の入り方が本当に大事だと思っていました。立ち上がり、向こうはガンガンきた。でも、うちはあそこで受け身に回らなかったので、そこはよかったと思う。
マツさん(松田)が上がる機会が多かったけど、話し合ってそうしたわけではない。状況を見て判断する場合が多いです。また、天皇杯はACL出場権を狙える大会。次にフロンターレと対戦することになったら、ヤマザキナビスコカップで負けた相手だし、しっかりリベンジしていければいい」
横浜がダメージの大きい引き分けに終わった。木村浩吉監督(48)は「優勝を目指して開幕したが、厳しくなり、次にACL出場権の3位以内を目標としてきた。選手はよく戦ったが、ACLという面において痛い引き分け」と語った。10月の試合を終えたことで、今後フロントは木村監督の去就を含めた来季の体制作りを本格化させる。開幕から上位争いに加われなかっただけに、チームの立て直し策が注目される。
一瞬のひらめきでゴールへの道筋を見つけた。前半39分、右サイドでボールを持った長谷川は、MF狩野とワン・ツーパスで相手の守備網を突破。シュート性のクロスをゴール前に送った。FW坂田のシュートは得点に至らなかったが、相手を崩しての決定機に会場が沸いた。

 イランと日本の血を引く異色のMFは今季、能力を開花させつつある。ルーキーイヤーの2年前、開幕スタメンをつかみながら、直後の右足小指骨折で長期離脱。天国と地獄のはざまで苦しんだが、今年、再び主力の座に手をかけた。現在のリーグ戦5試合連続先発は自身最長。「それに満足せず、上を目指してやりたい」と語気を強める。

 イラン出身の父・ビジャンさん(46)は母国で地元ユースのエースFWとして活躍。だが、ある時、試合途中に突如「イラクがイランの空港を爆撃」とアナウンスが流れ、試合は中断された。1980年、イラン・イラク戦争の始まりだった。サッカーを断念したビジャンさんはその後、武道を学ぶため来日し、日本人女性と結婚。その息子がプロにまで上り詰めた。

 以前から背負う「29」番は誕生日の数字。ビジャンさんは「次に『10』になるまでは『29』を変えない」と息子と約束しているという。今月29日に21歳を迎える大型MFは着実にスターへの階段を上っている。

 ◆長谷川アーリアジャスール(はせがわあーりあじゃすーる)1988年10月29日、埼玉県生まれ。20歳。イラン人の父と日本人の母を持つハーフで、攻撃力抜群のMF。高校1年から横浜Mユースに入団。トップ昇格した07年3月3日の甲府戦では、新人としてクラブ史上4人目となる開幕スタメン。186センチ、70キロ。
横浜Mは、ACL出場圏の3位以内が遠のく痛いドローとなった。負傷離脱したDF栗原の代役を務めた韓国人DF金が安定したプレーを披露するなど守備陣はG大阪を完封したが、最後まで無得点。DF中沢は「結局、1本のパスで一発狙いだった」と攻撃面で連動性を欠いたことを反省した。勝ち点を「1」伸ばしただけ。残り4試合、全力で巻き返す。
横浜は相手を上回るシュートを放ったものの最後までゴールは遠かった。来季のACL出場権を得られる3位以内を目指していたが、この引き分けで困難となり木村監督も「3位以内を目指すにはきょうの引き分けは痛かった」と厳しい表情。指揮官は「可能性がある限り3位以内を目指す」と前向きに語ったものの、監督の去就問題を含めた来季の編成について週明けにも嘉悦社長代行と強化部が話し合いを持つことになった。
●木村浩吉監督(横浜FM):

「Jリーグの試合も残り5つ。うちも開幕当初は優勝を目指していましたが、現実的に今はACL圏内を目指すために、残り5試合はすごく大事だよ、と選手にも言っていた。常に目の前の試合に対して100%準備をしているつもりですし、100%の力を今日も出せたと思う。
ヤマザキナビスコカップを含めてガンバとは3つやっていましたが、ガンバのホームゲームなので、もう少し前から来るのかなと思ったら、非常に帰陣が早く、そこはプランと違いました。立ち上がりのところは相手のDFラインの背後を、坂田らが狙うのが得意なので、背後を狙っていきなさいということでしたが、逆に相手が早く引く分、ポゼッションが出来たので、サイド攻撃も多少できたかなと思います。ケガ人が多少…栗原、山瀬と、出ている中で、今年ずっと選手には2~3のポジションをこなそうとスタートしていて、センターバックのところを、松田にしようか金にしようか迷った。金もずっと使いたかったんですが、中澤と栗原のところがなかなか不動でしたから。栗原のところに金を使いました。日本に来て約1年で、日本語も多少できるようになったので、コミュニケーションの部分でもほとんど問題なかったし、逆に言えば身体能力も高い、高さもある、いい選手だと思うのでこういう時じゃないと使えないと思って使った。センターバックのところでは大きな問題はなかったのかなと思います。
前々日の紅白戦で狩野健太が太ももを打撲して、どこまで持つかと思った。90分も出来たと思う。0−0の拮抗した状況を敗るために、どこかを代えなきゃいけないというので、兵藤と清水を使いましたが、誰を使ってもそんなに大きな戦力ダウン、アップはないと思うので、疲れが見えた選手、あるいはリズムを変えたい中で交代した。
前半から何度かチャンスがあった中で、なかなかゴールが割れず、後半も2~3チャンスあったんですけどね。それは逆にガンバも同じなので。0-0というスコアに満足はしていませんが、全員で集中して守備をしていましたし、そのへんは評価できるかなと。ただ3位以内を目指すためには、今日の引き分けは痛かった。もちろんガンバも優勝目指しているので、同じだとは思いますが。みなさんが見られてどう感じたか分かりませんが、うちのゲームだったんじゃないかなという気がするので、もったいなかったなと思います。ただ選手は最後まで、勝点3を穫りにいく気持ちは伝わってきたし、そのへんは遠くから応援に来てくれたサポーターも、ある程度満足しているかと思います。ただ点が獲れないと勝てない。今年は今日入れて引き分けが11ありますが、こういう試合をものに出来ないのが今の順位にいる理由かなと思います。前節は名古屋にロスタイムに逆転しましたが、今日もそういう雰囲気はありました。でも、なかなか点が獲れなかったですね。天皇杯をはさみますが残り4試合、なかなか3位以内は厳しいと思いますが、可能性がある限り1試合1試合全力で戦っていきたいと思います」


●坂田大輔選手(横浜FM)
「チャンス2本を僕がしっかりと決めていれば…外したので勝てなかったんだと思う。ガンバは思ったより引き気味だった。裏を狙って、カウンターを狙っていたんですけど…いいチャンスはあったんですけどね、決め切れなかった」
横浜DF栗原勇蔵(26)が次節24日のG大阪戦(アウェー)を欠場する見込みとなった。前節の名古屋戦で左足首をねんざしたためで、この日は別メニューで練習した。木村監督は「無理をして、天皇杯を含めた残り試合すべてがダメになる方が痛い」と大事を取らせる方針を口にしていた。代役については「明日以降の練習を見て決める」と話しているものの、DF金の起用となる可能性が高い。
24日のG大阪戦(万博)に勝てばJ1残留が確定する横浜M・木村監督は20日、「全然、気にしない。下を見たらきりがない」と無関心を装いつつ、「ガンバはいいチーム。そこに対して、いい準備をしていく」と闘志をみせた。一方、前戦で左足首をねんざしたDF栗原は別メニュー調整。同監督は「(栗原は)無理だね」とし、松田か金根煥を代わるセンターDFとして起用する考えを明かした
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