マリノス記事を日々収集
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●木村浩吉監督(横浜FM):
「アウェイで0-2で負けているので攻撃的にいくしかしょうがなかった。中3日でミーティングを含めて選手の気持ちを盛り立て、引っくり返せるよと話して臨んだ。
頭からになるかは分からなかったが、後半勝負になると考えていたので、坂田と山瀬はベンチからのスタートとした。
前半、川崎Fは1戦目と同じような形できたし、ある程度攻撃的にも来てくれたので、こちらとしては願ってもない展開だった。
後半に山瀬と坂田を入れて、もうちょっとサイドから行こうと話した。
後半のいい時間帯に金根煥が間を抜け出してPKを獲得して、そのPKを山瀬も決めてくれた。
これからというところでの飯倉の退場は痛かった。若い選手なので、あの場面で飯倉がジュニーニョに向かって真っすぐ走って来たので、まずいという気がしたのだが、止める術がなかった。
若気の至りというものだろう。長いサッカー人生でこういう経験はあるのだと思う。飯倉だけではなく選手は勝とうと思ってカッカしてしまっている。だから、ああいう形でああいうことをされると、あんな事態を招いてしまうだろう。仕方がない部分はある。
松田がユニフォームを脱いでGKをやろうとしたが、結果的にロスタイムも7分もあったし、非常にもったいないゲームだった。
ただし、いつも言っているが、選手たちは指示通り最後まであきらめずに戦ってくれた。サポーターの方々も久々のタイトルで盛り上がっていた。追いつき逆転できるかとも思ったが・・・。クラブ、サポーター、選手も一生懸命やったが、上に行けなくて申し訳ない。
しかし、ここで切り替えないと。Jリーグもうかうかしていられない。広島戦が待っている。気持ちを切り替えたい。
Jリーグは残り10試合。ヤマザキナビスコカップは獲れなかったけど、気は抜けない。この1週間は気持ちを切り替えさせることに専念したいと思う。
ただJリーグ18クラブの中でベスト4に残れたわけだから、それぐらいの実力はあるというのは素直な実感です」
Q:山瀬と坂田を投入する後半の勝負どころとは、どういう展開をイメージしていたのか。
「中3日で3連戦を戦う中で、誰を使っても遜色はない。ただ川崎Fとの第1戦では、山瀬と坂田を先発させたが足にボールがついていない感じがした。けれども彼ら二人のスピードと強引な突破力は相手にとっては嫌なはず。ただ彼らを試合の頭から使ってやり切れず、後半に体力が落ちていくのは避けたかった。そこで交代で狩野や長谷川を起用しても状況を好転させるのは難しい。
立ち上がりはボールをつなげる選手、ボールを引き出せる選手と金根煥と渡邉を使った。ある程度ターゲットになるだろうと考えた。
前半に1点取れていればもっと楽だったし1-2でも、1-3でよかったが、アウェイでゴールが奪えていたら展開も変わっていただろう。
アウェイの第1戦と今日と、どちらがいいゲーム内容かはビデオを見直してみないと分からない。第1戦の0-2だが内容はそれほど悪くなかった」
Q:先制点が遅かったとは思うが、飯倉選手が退場になるまでは、だいたいゲームプラン通りだったのか。
「もちろんプラン通りのゲームではない。前半に1点が欲しかった。ただ、やろうとしていたことは間違っていなかった。ただどちらかといえば狩野と渡邉にボールが収まっていなかった。彼らがダメだというのではなく、坂田と山瀬を使えば、もっと良くなると考えたから交代した。
後半の早い時間帯での相手の退場はもちろんプランに入ってはいない」
Q:退場になった飯倉選手には、どういう言葉をかけたか。
「飯倉に関しては、ああいう場面で冷静になれるGKでなければといけないと思う。彼にとっても、僕にとっても、サポーターにとっても、クラブにとっても大きな痛手になったわけだが、それを彼一人を責めるわけにはいかない。彼自身が一番反省している。
彼を弁護するわけではないが、彼くらい勝ちたいという気持ちは全員が持っていてくれていたはずだ。
教えるつもりはないが、ジュニーニョのような時間をうまく使うプレーについては選手たちも感じてほしい。
榎本も一度、優勝のかかる大事な試合で退場となって、そこから大きく成長してくれた。長いサッカー人生で二度とやってはいけないことではあるが。
試合後、全員に言ったのは、『胸を張れ』ということ。ベスト4にも進めたし、あそこまで川崎Fを苦しめた。自信を持っていいと。そして切り替えろとも話した。そして飯倉には、『お前が一番切り替えなければいけない』と声をかけた」
●狩野健太選手(横浜FM):
「チャンスはたくさんあったと思う。前半からそれを決めるか、決めないかで大きく変わる。決めないと、こういう結果になってしまう。自分自身、いいパスはあったかもしれないけど、点を決められる場面があった。これが今の実力です」
●水沼宏太選手(横浜FM):
「途中からGKをやったのは、立候補したわけじゃない。俺がやるとは思っていなかった。しかも、点を決められてしまった。自分は疲れていなかったので、フィールドプレーヤーをやりたかった。けれど、チームのためだから仕方ない。何とかして、GKからでも攻撃しようとしたけど、やっぱりあそこからではできない。ほんと悔しいですね。
GKは初めてやりました。どうしていいかわからなかったけど、とりあえず声を出した。みんな疲れていたから声をかけて、サポートをしてやろうと思った」
●栗原勇蔵選手(横浜FM):
「相手が1人退場して1点を取り、後はゆっくり残り時間で1点取れればという展開だった。まあ、いろいろあり、こういう悔しい結果になった。でも、フロンターレが上回っていたからこういう結果になったと思う。今日だけじゃない。第1戦も負けている。その合計で負けたので、すごく悔しい。
CKは、いつもボンバー(中澤)を目がけてくるから、あまり自分にはボールが来ない。自分のところに来れば、それなりに当てる自信があった。前半もヘッドで折り返してチャンスを作った。相手には寺田さんとか、代表クラスの選手がいたけど、勝てる自信があるんでね。練習通りできたので、点に繋がらず悔しかった」
●田中裕介選手(横浜FM):
「1ー0という理想的な形で、残り20分を迎えられたので、本当にシナリオ通りだった。相手も1人少なくなったのに。でも、そこから勢いをうまく結果に繋げることができなかったのは、すごく悔しいですね。
自分は個人的に、最後にクロスを上げることができなかった。ちょっとふがいないというか、自分に腹立たしい部分がある。
本当に、大樹を筆頭にみんな集中していた。ただ、最後の失点は相手の上手さが上だった。それはともかく2点取れなかったことが悔しいです」
●小宮山尊信選手(横浜FM):
「今は悔しい気持ちでいっぱい。だから試合のことは冷静に考えられないです。ただ、もっと冷静に繋いで、サイドチェンジを多くし、もう少しパスを回した方が相手は嫌だったかなと思いましたね。
うちの金根煥は、相手にとってすごく嫌な存在だったと思う。彼を使うのは一つの手だとは思うけど、そこをいつも狙いつつ、3人目の動きとか、チームとしてのコンビネーションを増やしていかないと。
これからもっともっとレベルを上げていかなければいけない。リーグ戦もこれから強い相手との試合が続く。今日は今日で反省して、次に向いたい」
「アウェイで0-2で負けているので攻撃的にいくしかしょうがなかった。中3日でミーティングを含めて選手の気持ちを盛り立て、引っくり返せるよと話して臨んだ。
頭からになるかは分からなかったが、後半勝負になると考えていたので、坂田と山瀬はベンチからのスタートとした。
前半、川崎Fは1戦目と同じような形できたし、ある程度攻撃的にも来てくれたので、こちらとしては願ってもない展開だった。
後半に山瀬と坂田を入れて、もうちょっとサイドから行こうと話した。
後半のいい時間帯に金根煥が間を抜け出してPKを獲得して、そのPKを山瀬も決めてくれた。
これからというところでの飯倉の退場は痛かった。若い選手なので、あの場面で飯倉がジュニーニョに向かって真っすぐ走って来たので、まずいという気がしたのだが、止める術がなかった。
若気の至りというものだろう。長いサッカー人生でこういう経験はあるのだと思う。飯倉だけではなく選手は勝とうと思ってカッカしてしまっている。だから、ああいう形でああいうことをされると、あんな事態を招いてしまうだろう。仕方がない部分はある。
松田がユニフォームを脱いでGKをやろうとしたが、結果的にロスタイムも7分もあったし、非常にもったいないゲームだった。
ただし、いつも言っているが、選手たちは指示通り最後まであきらめずに戦ってくれた。サポーターの方々も久々のタイトルで盛り上がっていた。追いつき逆転できるかとも思ったが・・・。クラブ、サポーター、選手も一生懸命やったが、上に行けなくて申し訳ない。
しかし、ここで切り替えないと。Jリーグもうかうかしていられない。広島戦が待っている。気持ちを切り替えたい。
Jリーグは残り10試合。ヤマザキナビスコカップは獲れなかったけど、気は抜けない。この1週間は気持ちを切り替えさせることに専念したいと思う。
ただJリーグ18クラブの中でベスト4に残れたわけだから、それぐらいの実力はあるというのは素直な実感です」
Q:山瀬と坂田を投入する後半の勝負どころとは、どういう展開をイメージしていたのか。
「中3日で3連戦を戦う中で、誰を使っても遜色はない。ただ川崎Fとの第1戦では、山瀬と坂田を先発させたが足にボールがついていない感じがした。けれども彼ら二人のスピードと強引な突破力は相手にとっては嫌なはず。ただ彼らを試合の頭から使ってやり切れず、後半に体力が落ちていくのは避けたかった。そこで交代で狩野や長谷川を起用しても状況を好転させるのは難しい。
立ち上がりはボールをつなげる選手、ボールを引き出せる選手と金根煥と渡邉を使った。ある程度ターゲットになるだろうと考えた。
前半に1点取れていればもっと楽だったし1-2でも、1-3でよかったが、アウェイでゴールが奪えていたら展開も変わっていただろう。
アウェイの第1戦と今日と、どちらがいいゲーム内容かはビデオを見直してみないと分からない。第1戦の0-2だが内容はそれほど悪くなかった」
Q:先制点が遅かったとは思うが、飯倉選手が退場になるまでは、だいたいゲームプラン通りだったのか。
「もちろんプラン通りのゲームではない。前半に1点が欲しかった。ただ、やろうとしていたことは間違っていなかった。ただどちらかといえば狩野と渡邉にボールが収まっていなかった。彼らがダメだというのではなく、坂田と山瀬を使えば、もっと良くなると考えたから交代した。
後半の早い時間帯での相手の退場はもちろんプランに入ってはいない」
Q:退場になった飯倉選手には、どういう言葉をかけたか。
「飯倉に関しては、ああいう場面で冷静になれるGKでなければといけないと思う。彼にとっても、僕にとっても、サポーターにとっても、クラブにとっても大きな痛手になったわけだが、それを彼一人を責めるわけにはいかない。彼自身が一番反省している。
彼を弁護するわけではないが、彼くらい勝ちたいという気持ちは全員が持っていてくれていたはずだ。
教えるつもりはないが、ジュニーニョのような時間をうまく使うプレーについては選手たちも感じてほしい。
榎本も一度、優勝のかかる大事な試合で退場となって、そこから大きく成長してくれた。長いサッカー人生で二度とやってはいけないことではあるが。
試合後、全員に言ったのは、『胸を張れ』ということ。ベスト4にも進めたし、あそこまで川崎Fを苦しめた。自信を持っていいと。そして切り替えろとも話した。そして飯倉には、『お前が一番切り替えなければいけない』と声をかけた」
●狩野健太選手(横浜FM):
「チャンスはたくさんあったと思う。前半からそれを決めるか、決めないかで大きく変わる。決めないと、こういう結果になってしまう。自分自身、いいパスはあったかもしれないけど、点を決められる場面があった。これが今の実力です」
●水沼宏太選手(横浜FM):
「途中からGKをやったのは、立候補したわけじゃない。俺がやるとは思っていなかった。しかも、点を決められてしまった。自分は疲れていなかったので、フィールドプレーヤーをやりたかった。けれど、チームのためだから仕方ない。何とかして、GKからでも攻撃しようとしたけど、やっぱりあそこからではできない。ほんと悔しいですね。
GKは初めてやりました。どうしていいかわからなかったけど、とりあえず声を出した。みんな疲れていたから声をかけて、サポートをしてやろうと思った」
●栗原勇蔵選手(横浜FM):
「相手が1人退場して1点を取り、後はゆっくり残り時間で1点取れればという展開だった。まあ、いろいろあり、こういう悔しい結果になった。でも、フロンターレが上回っていたからこういう結果になったと思う。今日だけじゃない。第1戦も負けている。その合計で負けたので、すごく悔しい。
CKは、いつもボンバー(中澤)を目がけてくるから、あまり自分にはボールが来ない。自分のところに来れば、それなりに当てる自信があった。前半もヘッドで折り返してチャンスを作った。相手には寺田さんとか、代表クラスの選手がいたけど、勝てる自信があるんでね。練習通りできたので、点に繋がらず悔しかった」
●田中裕介選手(横浜FM):
「1ー0という理想的な形で、残り20分を迎えられたので、本当にシナリオ通りだった。相手も1人少なくなったのに。でも、そこから勢いをうまく結果に繋げることができなかったのは、すごく悔しいですね。
自分は個人的に、最後にクロスを上げることができなかった。ちょっとふがいないというか、自分に腹立たしい部分がある。
本当に、大樹を筆頭にみんな集中していた。ただ、最後の失点は相手の上手さが上だった。それはともかく2点取れなかったことが悔しいです」
●小宮山尊信選手(横浜FM):
「今は悔しい気持ちでいっぱい。だから試合のことは冷静に考えられないです。ただ、もっと冷静に繋いで、サイドチェンジを多くし、もう少しパスを回した方が相手は嫌だったかなと思いましたね。
うちの金根煥は、相手にとってすごく嫌な存在だったと思う。彼を使うのは一つの手だとは思うけど、そこをいつも狙いつつ、3人目の動きとか、チームとしてのコンビネーションを増やしていかないと。
これからもっともっとレベルを上げていかなければいけない。リーグ戦もこれから強い相手との試合が続く。今日は今日で反省して、次に向いたい」
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