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曇り空のもと敢行された日産スタジアムでの非公開練習。その開始1時間前の午前9時、だれより先にピッチに立ったのは岡田監督だった。入念に芝生の状態をチェック。スタジアム関係者を見つけると、こんな要望を出した。

 「芝はこれ以上短くしないでください」。同スタジアムは毎年夏になると芝を短めに刈るのが通例。埼玉、カシマ、新潟などのスタジアムではこの時期、刈り高を25ミリ程度に設定するが日産は18ミリだ。この緊急指令に打倒・鹿島への思いが凝縮されていた。

 芝生の刈り高の差。埼玉などは冬芝、日産は夏芝を主に使用しており、この芝種の違いが長短の理由だが、岡田監督は以前からこの短さを気にしていた。

 「短いとボールがコロコロ転がってしまう」。横浜Mの練習場・東戸塚グラウンドは現在、埼玉などと同じ冬芝を主に使い、刈り高も埼玉などと同じ25ミリ。つまりチームは夏場、練習場とホームスタジアムの芝の長さが7ミリも違っているのだ。

 たかが数ミリ。だが微妙なボールコントロールにその差は大きい。鹿島は首位を独走中。6日の直接対決で負けることになると、J3連覇の夢がさらに遠のくだけでなく、今季のJリーグの灯が消えてしまう。

 「監督からシーズン中にこんな要望を聞いたのは初めて」と関係者。スタジアムは当初、6日昼過ぎに18ミリに刈りそろえる予定だった。しかし、その作業を5日午後2時から実施した。計算では、芝は6日午後7時の試合開始までに約2ミリは成長する見込み。つまり、芝の長さは約20ミリとなって決戦の瞬間を待つことになる。

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