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長時間フライトの疲れのせいだけではないだろう。成田空港から日産スタジアムに移動し、古巣・横浜Mのユニホームを身にまとった俊輔の表情は曇りがち。クラブ側は8年ぶりの凱旋ムードを演出したが、その中身は傷心会見だった。

 「こうして戻ってこれてうれしい気持ちはあるが、帰りの飛行機ではスペインで結果を残せず悔しい思いがあった」

 報道陣114人、テレビカメラ19台の前で正直に告白した。昨夏の横浜M復帰が契約寸前でとん挫し、「夢」と語るスペインリーグに挑戦。しかし、エスパニョールでの成績はリーグ23試合中13試合に出場(先発6)、無得点&1アシスト。ポチェッティーノ監督の戦術とかみ合わず出場機会に恵まれなかった。最後の夜、関係者と食事を共にし「移籍のタイミングが悪かった」と残念会を開いたという。

 「出れないこともあるとは思っていた。でも、ボクは高い壁に当たらないと伸びないタイプ」

 苦い経験を乗り越えてきた。02年日韓W杯はメンバー入りを有力視されながら落選。セリエA・レッジーナでも出場減に悩んだが「それをバネにすれば、今後のプレーで伸びる」と前向きに捉えた。今回のJ復帰も「W杯が近づいているし、プレーできる環境でやりたい」との理由が大きい。

 会見後、サイン入りボールをけり込んだスタンドには3166人のサポーターが集結。『横浜のために闘う覚悟はできたか!』との横断幕も張られた。俊輔は「マリノスに骨を埋めるつもり」と話す。一方で、「夢は変わらない」と再度のスペイン挑戦に含みも。W杯まで残り3カ月。悔しさ、未練をバネに変えてみせる。
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