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中沢が力強く新生・岡田ジャパン初ゴールを決めた。

 後半23分、遠藤の右CKを山瀬が右足シュート。ボールは枠の左にそれたが、詰めていた中沢が左足で押し込んだ。チーム発足から158分目での初ゴール。昨年7月25日のサウジアラビア戦以来の得点で、自身のA代表DF最多得点記録を12点に更新。ゴールも取れるDFとして初勝利に導いた。

 「ゴールはたまたま。きれいなプレーだけでは勝てない。泥臭くてもいいから前に行かなきゃいけない」

 2人の恩師が見守る特別な試合でもあった。昨年11月に急性脳梗塞で倒れてから初めての生観戦となったオシム前監督と岡田監督だ。

オシム前監督は日本代表Vs母国代表のプレーを見守った(撮影・鈴木健児)
 オシム前監督には「感謝している」という中沢。06年ドイツW杯後、コンディションが低下したことから一度は代表引退を決意した中沢を代表に呼び戻してくれたのが、前監督。その期待に応えるように、昨年は代表戦全13試合フル出場。攻守の柱としてオシム・ジャパンを支えた。その前監督の前で無様な試合はできない。オシム前監督は試合後、日本協会幹部を通じて「おめでとう」という言葉を送った。

 一方、岡田監督とは横浜Mで03年から約3年半、指導を受けた。初のリーグ優勝も経験した。

 2人から勝負の厳しさなど多くのことを吸収し、経験を積んだ。オシム前監督から岡田監督に交代という緊急事態にも、冷静に対応した。

 継続は力なり-。昨年、1年かけてやり続けたことがある。練習後のランニングだ。誰もいないグラウンドを毎日黙々と走った。代表とクラブで過密日程になっても、その姿勢が崩れることはなかった。「コンディションのため。成果は1年通してやってみないと分からないからやり続けている」。折れない心、誰よりも強い精神力。その信念が中沢を支えている。

 「比較的(DFの)中央と啓太(鈴木)のところは安定している。そこは計算できるかなと思っている」

 岡田監督が2戦連続完封の守備を改めて評価。 「まだまだいいプレーが限られているし、逆に悪いプレーが目立つこともある。きょうの試合で満足しちゃいけない。大事なのは次だから」

 次戦は2月6日のW杯ア3次予選初戦・タイ戦(埼玉ス)。ひと際強い存在感を発揮する中沢が岡田ジャパンの壁になる。
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