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周囲の騒がしさを結果で黙らせた。まずは後半14分。FW渡辺が日本人得点ランク3位タイとなる今季6点目を右足で押し込むと、同20分にはMF山瀬が左足弾。後半、運動量が極端に落ちた浦和を一蹴した。

 「何か(俊輔の話を)言ってほしそうですけど、何もないですよ」。木村監督がこう口にすると、試合後の会見場は笑いに包まれた。

 前日20日に同監督が「本当なら俊輔が起用できたのにね」と苦笑いを浮かべた通り、復帰戦になる可能性もあった試合。しかし、スペインリーグ・エスパニョールのオファーなどで結論は保留され、喧騒は日に日に増していた。

 くしくも、この試合で着用した横浜開港150周年記念の特別ユニホームは、セルティックそっくりのボーダー柄。スタンドには『SHUNSUKE』の横断幕も掲げられた。その千両役者が不在、DF中沢も体調不良で欠場する中で公式戦3連勝を飾ってみせた。

 選手には意地があった。元日本代表DF松田が「もちろん(俊輔が)来てくれれば強くなる。でも、みんなプロとしてプライドを持っている。負けられないと思っていないようでは、プロになれない」といえば、DF栗原も「それがどうだからダメといわれるのは嫌だしね」。ダメ押し弾を決めたのは、俊輔がかつて背負った10番を受け継いだ山瀬だった。

 もちろん、22日に俊輔側から、朗報がもたらされる可能性はある。しかし、自らの力で名門復活への道を切り開けることを、横浜Mはこの日、確かに示した。
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