忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

再建への願いは水沼新監督に託された。今季6勝5分け8敗、首位に勝ち点19差の12位。2年ぶりの優勝が絶望となり岡田監督が23日夜、辞任の意思をクラブ幹部に伝えると、了承したクラブ側から後任の大役に指名された。

「たいへん(な任務)だと思う。けれど、今いる選手たちをよみがえらせたい。みんな力を持っている」。さっそく指揮をとった24日の東戸塚グラウンドでの練習後、直立不動で抱負を語った。初のJ監督就任への指令は突然だった。

後半ロスタイムの失点で1-2と敗れた前夜の大宮戦後。東戸塚のクラブハウスで入浴中の風呂場に岡田監督がやってきた。「タカシ! オレはアウトになった」。辞任を伝えられて絶句。そして風呂を出ると幹部から監督就任の依頼。即答で受諾した。

水沼新監督は今季から古巣・横浜Mのコーチに就任し、4年目を迎えた岡田監督をサポートしてきた。しかし、チームはこの日解任されたアンジェロ新フィジカルコーチによる猛トレーニングの影響か故障者が続出。また「一段上を」とパスサッカーを目指した岡田さい配がかみ合わずに低迷した。

「ぼくらにも責任がある」と水沼新監督。左伴繁雄社長は「“監督代行”として当面指揮をとってもらう。今後については戦況を見ての判断になる」と就任は暫定的で監督契約期間は未定。元スター選手としての好待遇などはない。

「厳しいのは当然。覚悟しています」と語った新監督は選手に向けてはこう所信表明した。「100%、120%でやるからついてこい!」。リーグ戦は残り15試合、全力で荒波に立ち向かう。

★岡田監督「勝負の執着心薄れた」
岡田監督は選手への退任あいさつ後、会見で「これで責任を取らなかったら今後、自分は責任を取れなくなる。勝負に対する執着心もなぜか薄れた。(19日の)C大阪戦後、決断すべきと考えた」と明かした。20日に辞意を伝えた際には慰留されたが、23日夜の中村取締役らとの再会談で了承された。今後については「体は動かした方がいいから働こうかな。サッカーの世界に戻るかは分からない」と語り、クラブからリースされていた日産車を残してクラブハウスを後にした。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI