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名門復活を期す勝負のシーズンが、いよい幕を開ける。03、04年にJリーグ史上3クラブ目の連覇を達成した横浜だが、栄光は長くは続かなかった。05、06年は9位、昨季は7位に低迷。リーグ制覇どころか優勝争いにも絡めない不本意なシーズンが続いている。再建を託された桑原監督は就任会見で「今季はマリノス復活の年。優勝を狙っていく」と宣言。ゲームを支配して勝つ、華麗なスタイルで4年ぶりの王座奪回に挑む。

 攻撃のカギを握るのは新ブラジル人コンビ。ブラジル代表経験もあるFWロニーとJ2仙台で2年連続2ケタ得点を記録したMFロペスがフィットするかどうかが、ポイントとなる。昨季リーグで日本人最多得点の14ゴールを挙げたFW大島、2月の日本代表の東アジア選手権で2得点を記録したMF山瀬功ら日本人には計算できる選手がそろうだけに、ここ数年“空振り”が続いている助っ人の出来がチーム浮沈の行方を左右する。

 ロニーは動き出しの早さと、決定力の高さが武器。2月27日の法大戦で2得点を挙げるなど練習試合ではゴールを量産している。「日本のサッカーはスピードがあってテンポが速い。でもサッカーであることは同じ」と日本で戦う感覚も徐々につかみつつある。左太腿裏肉離れで出遅れていたロペスも3月8日の開幕戦、浦和戦に向けて調子を上げており「タイトルをとるために全力を注ぐ」と気合十分だ。



 守備陣のタレントは今季も健在。日本代表DF中沢、DF栗原に加えて、故障の影響で昨季出場8試合に終わったDF松田も万全の状態で開幕を迎える。システムは4バックと3バックを併用する可能性が高く、相手に合わせて臨機応変な戦い方ができることも強みだ。ボランチのMF河合主将が左ひざ痛で出遅れているのは痛手だが、松田がボランチに入る布陣もテストしており、不安材料は少ない。

 日本代表の活動でチームを離れていたDF中沢、MF山瀬功は2月26日から全体練習に合流。攻守の軸となる代表コンビが加わり、桑原監督は「早いパス回しとドリブルを駆使したポゼッションサッカーを目指す。昨季までの豊富な運動量をベースに、攻撃的な私の色を出したい」と抱負を語った。魅力あるサッカーでJリーグを制して、来季はアジアの舞台へ。伝統の根付いたトリコロールのユニホームがピッチで躍動した時、真の名門クラブへの道が開けてくる。
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