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日本代表からの引退の意思を固めていることが明らかになった横浜DF中沢佑二(28)が26日、横浜市内のクラブハウスで「(引退を)考えたことは事実」と認めた。現在は右でん部の肉離れでリハビリ中のため、ケガが治り次第、正式に会見を開くとしている。日本協会側は慰留に努める構えだが、横浜は中沢の意思を尊重する方針だ。

 ケガでチームから離れている中沢は、東戸塚のクラブハウスでリハビリメニューを消化。練習後に代表引退について口を開いた。

 「そういうことを考えたのは事実。のちのちゆっくり話すことができると思う」

 ただ現在はケガを治すことを最優先にしているため「しっかり治して…。どこかでちゃんとしゃべれる場があると思う。その時にゆっくりしゃべりたい」と復帰予定の8月中旬以降にも正式に説明する意向を示した。中沢の代理人・田辺伸明氏によれば、以前からW杯ドイツ大会を代表生活の区切りのタイミングに考えていたという。そして中沢には「理由を隠さずに話しなさい」と会見を開いて自らの口で説明することを勧めたという。

 先週、中沢から報告を受けた横浜の小山トップチーム・ディレクター(TTD)は「本人を止めるとかじゃなくて、自分の考えを素直に伝えなさいと言った」と日本協会の担当者に直接伝えるようにアドバイス。その言葉通り、23日に福岡戦が行われた日産スタジアムで田嶋委員長に代表引退の意思を伝えた。その場で慰留されたものの、意思は変わらなかったもようだ。この日、横浜には「まだやれる」というファンからのメールが殺到したが、小山TTDは「本人に(代表の)モチベーションがなかったら仕方ないし、やりなさいと言ってやるのも難しい」と語った。

 練習後、中沢のもとにブラジル戦で交換したブラジル留学時代のチームメート・MFジウベルト・シウバのユニホームが日本協会から届けられた。「本物だからうれしい。宝物」と代表“最後”の思い出の品を大事に持って帰った。

 ≪協会は慰留に全力≫横浜DF中沢が代表を引退する意思を固めた件で日本サッカー協会は26日、慰留に全力を注ぐ方針を示した。川淵キャプテンは「選手の意思は認めざるを得ないよね」としながらも「DFとして重要な人材。ぜひ残ってほしいと心から思う。オシム監督が“頼むよ”と言ったら、どうなるか」と話した。

 また、田嶋技術委員長は「オフィシャルには聞いていないが、W杯前からそう考えているという話はあったし、代理人からも聞いていた」と代表引退の決意を伝えられていたことを示唆した。それでも、まだまだ代表で十分にレギュラーでプレーできる実力を持っているとあって「ケガを早く治して復帰してほしい。まだまだ(代表で)やってもらいたいと思っている」と翻意することを期待していた。
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