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横浜の日本代表MF中村俊輔(32)が復活に向けて大きな一歩を踏み出した。横浜はアウェーで広島と対戦。0―3と大敗したが、フル出場した中村は随所に光るプレーを見せた。W杯南アフリカ大会では出場わずか1試合に終わり、大会後に日本代表からの引退を表明。雪辱を期す中村のJリーグでの戦いが始まった。

大敗した横浜にあって、復活を期すMF中村が1人気を吐いた。前半21分にはMF山瀬に、後半25分にはFW渡辺に、絶妙なスルーパスを出した。わずかに合わず得点にはつながらなかったが“らしい”プレーを随所に見せた。代表では出番に恵まれず、フル出場は5月15日の京都戦以来。中村は「場面、場面ではミドルシュートとかスルーパスとか自分らしいプレーができた」とすがすがしい表情で語った。

 自身2度目のW杯は直前に左足首のケガを再発させた影響もあり、出場はオランダ戦の27分間だけで終わった。「サッカー人生の集大成」と強い意気込みで臨んだだけに悔しさは計り知れない。大会後には代表からの引退を表明した。それでも「自分のサッカー人生は終わったわけじゃない。これからはマリノスに貢献することに専念する」とJリーグでの復活を誓っていた。

 帰国後も体調はなかなかベストに戻らなかった。体力測定では筋力の低下が判明。最近ではピッチでの居残り練習を行わず、全体練習後には室内で筋トレに励んだ。その成果もあり、この日は切れのあるプレーが復活。期待が大きいだけにいつもは厳しい言葉を投げかける木村監督もこの日ばかりは「まだまだあんなもんじゃない」と話しつつも「大敗の中で唯一明るい材料」と褒めた。

 チームが敗れたため表情は最後まで厳しかったが、「これからは周囲を生かすプレーをしていく」と中村。惜しまれながら侍ブルーのユニホームを脱ぐことを決意した天才レフティーが、横浜のトリコロールのユニホームで雪辱戦に挑んでいく。
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